こんばんは、望月です。
先日止まり木についてのお話をしましたが、
その中で桜についてのお問い合わせがありました。
それは、「桜の木には毒があるのでは?」という事です。
確かに桜については、様々な書籍に毒性があるという文献が見受けられます。
ただ、その毒性については、どの程度鳥に影響があるものなのかについては、
あまり知られてはおりません。
桜の樹皮と樹液は昔から生薬として使われておりますが、
これがもしかしたら、鳥にとってはあまり良くない物
(と言われる原因?)かもしれません。
(信憑性は定かではないですが、効能の一つの「精神安定」が、
鳥にも効果があると言う文献もあります)
TSUBASAの鳥達には、止まり木として桜
(使用しているのはヤマザクラとソメイヨシノ)を長年使用しています。
止まり木にする前には、消毒(熱湯、日光)と乾燥を行ってから使用しており、
鳥達は木を齧ったり、樹皮を剥いて壊したりしていますが、
今まで鳥達に異常が出た事はありませんでした。
もちろん、長い経過で見ると影響が出る可能性もあるかもしれませんが、
それらしい反応が無いところを見ると、仮に毒性があったとしても弱毒性で、
その場合は他の種類の止まり木も使用する事で、
カバーできるのではないかと感じます。
(ただし、樹皮を食べてしまうというような子などでしたら、控えた方が良いでしょう)
桜だけでなくどんな木にも言える事ですが、必ず安全だという保証もありません。
今回の桜については、あくまでTSUBASAの鳥達での経験の話なので、
科学的根拠などは全くありません。
ただ、ちゃんと木を消毒、乾燥をして使用し、定期的に交換を行えば、
そういった木の中毒はないのではないかと思います。
あまり確証の無い話となってしまいましたが、こういった例もあるということで、
参考にして頂けますと幸いです。
個人的には、自然木を使用することは鳥達にとって良いことだと思いますので、
ぜひ使って頂きたいと思います。
他にもご意見、ご質問等がありましたら、
どうぞ遠慮なくご連絡くださいませ(^▽^)/