こんにちは、望月です。
10月に入り、いきなり涼しくなってきました。
皆様も愛鳥さんも、寒さには十分お気を付け下さいね。
さて、今回は止まり木の重要性について
お話しさせて頂きたいと思います。
そんなこととっくに知っている!という方もいらっしゃるかも知れませんが、
改めて再確認のつもりで読んでいただけますと幸いです。
そもそも、止まり木はただ止まれればいいと思っていませんか?
あまり止まり木にこだわりを持っておらず、
市販のケージに付属された丸い棒状の止まり木を
そのまま使用している方も多いのではないでしょうか。
止まり木はインコが常に使う生活必需品です。
鳥さんのサイズに合っていなければ、
様々な問題を引き起こしてしまいます。
例えば、止まり木が細すぎたり、太すぎたりすると、
爪が削れず伸びすぎてしまいます。
爪が伸びすぎてしまえば、爪が折れるなどのケガや、
引っ掛かるなどの事故の原因へと繋がります。
また、止り木の太さが均一だと、脚の裏の一部分に負担がかかり、
炎症を起こしてしまうこともあります。
鳥は2本の脚だけで体重を支えて生活しています。
人の場合、脚が悪ければ座ったり、手を補助的に使えますが、
鳥はそれができません。
1本の脚が悪くなってしまうと、悪くない方の脚にも負担が掛かり、
2本とも悪くなってしまう可能性が高いのです。
そうならないためにも、止まり木は鳥種や個体に合わせたサイズや
材質を選ぶ必要があるのです。
次回は止まり木の種類についてお話させて頂こうと思います。