こんばんは。とり村通販サイト平店員の柴田です。
5月13日(日)に福島県いわき市で開催する愛鳥塾に向けて、てんやわんやと
なっている今日この頃です。
なぜもっと早く準備を進めてこなかったのか、、、
イベントの度に自問自答をしています。鳥さんに比べて、はるかに学習能力がないことに
がっかりです。
いわき市での愛鳥塾は、鳥さんの無料健康診断も同時に実施いたします。
ご参加いただく皆様にとって、有意義な機会となるよう頑張ります!
こんな感じで準備におおわらわとなっているので、ピーコ@オカメインコさんとなかなか
トレーニングができていませんが、せめてケージの前を通る時は、ご褒美のオートミールを
1粒、通行手形代わりにあげて、コミュニケーションをとるようにしています。
今回もモミ@モモイロインコの登場です。
アクリルキャリーのトレーニング続編です。
扉の向こうのとら@クルマサカオウムに警戒しているモミ。わちん!?
モミに比べて、余裕の様子のとら。
■トレーニング目標 自主的にアクリルキャリーに入ってもらう
■ご褒美 ひまわりの種
■前回までのおさらい
まずは、アクリルキャリーに慣れてもらうために、モミの視界に常にアクリルキャリーが
入るように放置。
アクリルキャリーの存在に慣れてくれたら、今度はアクリルキャリーに少しずつ近づく
トレーニングを繰り返してきました。
■今回
アクリルキャリーのすぐそばで、リラックスしてくれるところまでいけたら、ゴールは目前。
結構な距離まで問題なく近づいてくれるようになりました。
そして、扉のすぐそばでリラックスしてご褒美を食べてくれています。
この位置でご褒美をあげて、さらには扉についているフードカップにご褒美を入れて
それを食べてくれるところまで、モミがんばって!
モミがブレるくらい、動きに迷いがありません。
一旦、アクリルキャリーに対する恐怖心がなくなると、モミの場合は次々にトレーニング
ステップをクリアしていってくれました。
ご褒美の価値は、鳥さんが大好きな物を選ばなければなりませんが、モミにとって
ひまわりの種はまさに大好きな物なので、順調です。
このように、矢印のところにご褒美を見せて、
頭がキャリーに入るくらいまで、モミは前進してくれました。わちわち♪
はい、モミが飽きる前にトレーニングを終了させるお約束なので、今回のトレーニングの目標は
見事にクリアできたので、この辺で切り上げました。
ご褒美に思うように反応がない場合、次のような原因が考えられます。
1) 選んだご褒美は、本当に鳥さんが大好きな物ですか。
2) 選んだご褒美は、いつも鳥さんが食べられる(おもちゃだったらいつでも遊べる物?)
ようになっていますか。
⇒いつでも手に入る物だと、ご褒美の価値はなくなります。
ご褒美に決めた物は、普段の食事には決して入れずに、望ましい行動の直後だけに
ご褒美をあげるようにしていただけると、そのご褒美の価値がグンと上がります。
3) トレーニングの時間は、鳥さんがお腹がすいている時ですか。
⇒お腹が満たされていると、いくら大好きな物でも、鳥さんにとっては魅力がなくなって
しまいます。
トレーニングをやる時に、主に心がけていることは、
●使っているご褒美は、本当に鳥さんにとって価値あるものか。
●トレーニングの進捗度は、自分(人)の都合ではなく、鳥さん主導で進めているか。
以上、2点を常に見直しながら取り組んでいます。
鳥さんが次々に課題をクリアしていると、飼い主さんも嬉しくなってしまい、その結果、
やりすぎてしまうことが多々あります。
実は、私もそうなってしまうこともしばしば。。。
人がやりすぎてしまうと、鳥さんが飽きても無理矢理続けようしてしまい、今度は
押し付けになってしまい、鳥さんはそれをイヤがってしまう可能性もあります。
なので、トレーニングは人も鳥さんも楽しく、でも人は冷静に、ということを頭に入れておいて
いただけましたら、嬉しいです。
それでは、まだまだ続きます。
お楽しみに! わちわち♪