こんにちは😊


今日も読書記録いきます📚

最近さ、、、
仕事とか家事とかでちょっとしたことに
イライラしちゃうこと増えてません?😮‍💨

わたしです(笑)

そんな時に書店で出会ったのがこちら👇

『いつも機嫌よくいられる本』

まず衝撃だったのがコレ⚡

「機嫌がいい」って性格じゃなくて技術

なんですって......!!😳

え、それってことは
機嫌よくいられる人って
生まれつきラッキーな人ってわけじゃなくて

練習すれば身につけられるスキル

ってことなんですよね😭
これ知れただけで、なんか気持ちがふっと軽くなった...

「気分一致効果」ってやつも興味深すぎた🧠

これ簡単に言うと

✔️ 気分がいい時→物事の良い面が見える
✔️ 気分が悪い時→悪い面ばかり目につく

っていう心理効果なんだけど、、、

「あ、これってあの時イライラしたの相手のせいじゃなくて
自分の機嫌が悪かっただけかも...?」

って、思い当たる節ありすぎました🤣💦


「気持ちを使える人になる」

お金使った贅沢って
一瞬満たされるけど長続きしないのよね〜🛍️

それより

🌷誰かを笑顔にする
🌷自分をちょっとだけ満たしてあげる

こっちの方が、機嫌よく過ごすための
本質的なコツなんだって✨

なるほどな〜って素直に思っちゃった😌



 あと「線引き」の話も勉強になった📝

機嫌の悪い上司に怒られた時

「わたし嫌われたかも....😢」

って、すぐ落ち込んじゃう人いません?(わたしです)

それってダメな考え方で、、、

✔️自分が悪かったっていう「事実」
✔️相手がどう感じてるかっていう「解釈」

これをちゃんと切り分けて考えるのが
機嫌がいい人の思考回路なんだって🙆‍♀️

まだまだ難しいけど
意識してみたいなって思った💭

この本、全部で29個も
機嫌をとるスキルが紹介されてるんだけど

全部一気にやろうとしなくてOK🙆‍♀️
「これならできそう」ってものから
ちょっとずつ試してみるのがいいみたい◎


最近ちょっとイライラしがちだな〜って人には
ぜひ読んでみてほしい一冊でした🌿📖

機嫌の良さは性格じゃなくて技術。
これだけでも知れてよかった...!!
 

 

 

 

 

 

 

こんにちは😊
最近のマイブーム、読書記録です🙌

今日紹介するのは...

『自分の言葉で話せるようになりましょう。』

っていう本です📖✨

著者は「ゆとりくん」って呼ばれてる片石貴展さん!
アパレル業界で史上最年少&最短上場したっていう、すごい経歴の持ち主なんだって

でもこの本、ビジネス本っていうより
「自分の言葉で話す」
ってことに全振りした内容で、、、

これが刺さりまくった

まず「オーディション化する社会」の章!

SNSとかで、なんでも見られて評価される時代だからこそ
「お台場なう。」ってつぶやけない
っていう例えが、もう...刺さりすぎた🥲

たしかに何気ない一言すら
「これで大丈夫かな?」って
無意識にチェックしちゃってる自分がいる...!

あと「言葉のロゴどんTシャツとマネキン人間」って章も

誰かの言葉やMBTIみたいな便利ツールを
そのまんま「自分の意見」として着ちゃってる人
いわゆるマネキン人間っていう表現が秀逸すぎた

これ、わたしのことじゃん...ってなった(笑)

「それっぽい言葉を自分の言葉に変える秘法」の章!

具体的には

✔️ やったことじゃなくて心の変化を話す
✔️「最近、〜してる」を付け加えるだけ

っていうシンプルなテクニックなんだけど
これがめちゃくちゃ使える

明日からすぐ試せそうなのが嬉しいポイント


「沈黙は信頼」

なんかもう、これだけでちょっと救われた気持ちになった
無理に言葉で埋めなくていいんだ、って

この本、単なる「話し方講座」じゃなくて
「自分自身とどう向き合うか」
っていう、もっと深いところまで連れてってくれる一冊でした

会議での発言とか、SNSの投稿とか、
友達とのちょっとした会話とか、、、

「あ、これ借り物の言葉だったかも」って
思い当たること、みなさんもありませんか??

そんな方には、ぜひ読んでほしい一冊です

 

 

 

 

 

『45歳(独身)、どんな感じ?』森下えみこ — 不安も諦めも、そのままでいいと思えるコミックエッセイ

最近よく聞く「45歳独身」。
響きだけだと、なんだか少し寂しい気がする。世間の目も、自分の中の声も、「このままでいいのかな」って問いかけてくる。そんなモヤモヤを抱えている人に、そっと寄り添ってくれる本が出ました。

森下えみこさんの『45歳(独身)、どんな感じ?』(日本文芸社、2024年11月刊)。
フリーランスのイラストレーターとして東京でひとり暮らし歴25年。40歳で上京してから8年、ようやくまた自分のことを描いたコミックエッセイです。3

ページをめくると、派手な「独身最高!」もなければ、「独身つらい…」という過剰な自虐もない。
あるのは、「不安もあるけど、毎日生きてるよー」という、等身大の日常です。

更年期と体調の変化。
白髪や体型を受け入れて「私は私でいい」と思える瞬間。
「いい感じのおばさん」になりたいという願い。
30代の頃とは違う、独身としての心構え。
世間から「孤独な独身」を求められているような感覚。
そして、「このままだと不安でも、このままでいたい」という本音。

どれも「なってみないとわからないこと」ばかり。
特別なドラマがあるわけじゃないのに、読んでいると「わかる…」が止まらなくなります。0

森下さんのイラストは、相変わらずゆるくて温かい。
線が優しくて、ページをめくるだけで少しほっとする。白黒中心の本なのに、なぜか温もりを感じるのはこのタッチのおかげでしょう。

特に印象的だったのは、年齢を認めたら生きやすくなった、という姿勢です。
免許証の写真を見て「思ったよりいいじゃん」と思えるようになった話や、落ち込んだときに人に誘われて宝塚を観に行った話。小さな「楽しいこと」を拾いながら、じわじわと自分のペースで生きている感じが、すごく心地よい。

「独身で不安だった私が、このままでいいって思えた」という読者の声が、すごく納得できます。
無理に前向きになろうとしなくていい。かといって、落ち込みすぎなくてもいい。そのバランスが、この本の一番の魅力だと思います。

40代前後の独身の人はもちろん、既婚者でも「わかる」部分は多いはず。
老後の不安、体調の変化、自分らしい暮らし方——年齢を重ねる誰もが抱えるテーマを、優しく、でも核心を突いて描いています。

128ページと薄くて、サクッと読めます。
疲れた夜に、お茶でも飲みながら読むのにちょうどいい本です。

「45歳(独身)、どんな感じ?」
答えは人それぞれだけど、この本を読むと「悪くないかも」って、少し思える気がします。

【無料体験】ココナラ電話占いしたら彼氏へのモヤモヤがなくなった話


Amazonで買ってよかったものまとめました!


5000冊読んだ人のおすすめ本50選





ハイサイ。鳥本明です。

夕方の読書メモです。

今日読んだ本。

小林良次さん 『「株ノート」で60歳から1億円 92歳現役投資家リョウジさんの超★シンプル投資術』 ダイヤモンド社。 2026年8月刊。

題が長い。 長い題の中に、欲しい数字が全部入っています。

60歳。 1億円。 92歳。 現役。 シンプル。

著者は昭和8年生まれ。自動車部品メーカーの技術者。 23歳から、ぼちぼち株を触っていた。 本格化したのは63歳。退職金の一部、350万円。 89歳で資産1億円。 92歳の今も現役で、年間利益1200万円、と書かれています。

武器は、株ノートと定規とペン。 82歳から手書きを本格化した、ともあります。

手法の骨格は、派手ではありません。

自分が分かる会社を20銘柄ほどに絞る。 下がったら買う。上がったら売る。 記録する。

会社員時代は、忙しくて板にかじりつけなかった。 それが、バブル崩壊のときに慌てて売らずに済んだ、とも書いています。 暇がないことが、 visor になった。

ちょる子さんの『ママ投資家が育休中に1億貯めた株式投資』と並べると、同じ1億でも棚が違います。

あっちは育休のスキマと、画面が鳴る手数。 こっちは定年後の余白と、ノートの行。

dec の長さも違います。 350万円が1億になるまで、四半世紀近い。 「60歳から1億」は事実でも、一晩の術ではない。

強さは、年を言い訳にしない記録があることです。 63歳でパソコンとネット取引を始めた。 部下に操作を習った。 92歳でも開いている。

余白ができた人の本です。 余白がない人が、同じ手数を取ると、タンクが減ります。

弱みは、題の速度です。

60歳から1億、と読むと、今60歳の人が来年1億、と早合点する。 元手350万円。長年の助走。配当を信じる期間。日本株の長い波。 その全部が、著者側に残っています。

シンプル、も両刃です。 分かる会社だけ、は正しい。 分かるつもり、は危ない。 20銘柄は、人によって重さが違います。

向いていそうな人。

定年後に時間がある人。 画面より紙に残したい人。 デイトレの本を読んで、余白を失いそうな人。 暴落のたびに売ってしまう人。

向かなさそうな期待。

ノートを買えば1億。 60歳なら誰でも間に合う。 年間1200万円が再現される。

おわりに「頑張る人は損をする」「ゆる投資」とあります。 ここが、この本のいちばん会社員向きの頁かもしれません。

本業が忙しいうちは、ぼちぼちでいい。 余白ができたときに、記録を厚くする。 ダウンサイズのあとに、種銭を置く。

命の燃やし方の本とは、燃焼温度が違います。 あっちは今日火をつける。 こっちは、何十年も弱火で煮る。

店では、育休1億の隣ではなく、 プアジャパンと勝算のあいだの、家計の棚に置きます。 熱い顔の本ですが、中身は鍋です。

鍋は、毎日かき回さなくていい。 かき回さない人のノートが、いちばん長く残ります。

今日はここまで。


【無料体験】ココナラ電話占いしたら彼氏へのモヤモヤがなくなった話


5000冊読んだ人のおすすめ本50選





【無料体験】ココナラ電話占いしたらモヤモヤがなくなった話



夕方の読書メモです。

今日読んだ本。

鈴木大飛さん 『命の燃やし方』 講談社。 2025年8月刊。160ページ前後の薄い本です。

著者はコムドットのリーダー。 1998年生まれ。YouTuberで、事務所の社長も務める人です。 3冊目。前作『アイドル2.0』から3年ぶり。

帯は熱い。 現代の聖書。 27年間で学んだ全て。 読んだ人の人生を動かす。

熱い帯の本は、店でも手前に出ます。 出た本を、冷まして読むのが書評の仕事です。

著者の定義ははっきりしています。 命を燃やす=自分らしく全力で生きる。

構成は単純です。 0章が、自分らしさの探し方と育て方。 種の話。 1章が、実戦用の47のスキルとマインドセット。

夢ボタン。 量か質か。 才能の見つけ方。 性格の正体。 迷うは罪。 決断力のトリック。 若者カード。 自分褒め。

逆目次もある。 悩みから項目へ飛べる。 本が苦手な人向けの導線です。

強さは、薄いことです。

自己啓発は分厚いと、読んだ気で終わります。 160ページなら、今夜閉じられます。 閉じたあと、どれか一つ動ける。 著者も、読むことが目的ではない、と自分で言っています。

量か質か、の項は、ぼくの棚とも重なります。 副業は数をこなせることをやれ。 100円noteを置け。 質は、量のあとに来る。

迷うは罪、は言い方が強い。 ただし会社員の朝活では、迷っている時間が一番高い。 決めて、小さく出す。 出せば、種が水を吸う。

弱みは、燃料の種類です。

YouTuberの全力と、会社員の全力は、燃焼温度が違います。 登録400万人の現場で効いた言葉を、育休の細切れ時間や、うつのあとの朝にそのまま置くと、タンクが先に空になります。

ぼくは以前、やる気のガソリンを絶やすな、と書きました。 燃やす本は、絶やすな、と同時に読めないことがあります。 燃え方だけ書いて、消し方を薄くすると、読者は翌日に灰を見る。

聖書、という売りも、距離を置いたほうがいい。 27歳のノートの集成です。 経典ではない。 現場メモです。

向いていそうな人。

やりたいことがぼんやりしている人。 不自由ではないのに満たされない人。 本が厚くて途中で折れる人。 行動のスイッチだけ欲しい人。

向かなさそうな期待。

読めば人生が変わる。 47個全部やる。 著者と同じ熱量で毎日燃える。

変わるのは本ではなく、置いたあとの15分です。 47個は棚です。 今夜使うのは、一つで足りる。

店では、精神世界の宝の蔵の隣ではなく、 朝活と副業の棚の端に置きます。 火をつける本。 消火器は、別の本で持つ。

命の燃やし方。

燃やすな、ではない。 空焚きするな、です。

種に水をやって、今日の一本を置く。 その燃え方が、いちばん長く部屋を温めます。

今日はここまで。

【無料体験】ココナラ電話占いしたら彼氏へのモヤモヤがなくなった話


5000冊読んだ人のおすすめ本50選





 

 

 

ハイサイ。鳥本明です。

夜の読書メモです。

今日読んだ本。

東野圭吾さん
『永遠の記憶』
文藝春秋。
2026年8月5日刊。

ガリレオシリーズの長編です。
シリーズ30年目の書き下ろし。

刊行の半月ほど前、7月23日に著者が亡くなりました。
事実上の遺作、と呼ばれている本です。

店に置くと、手に取る速度が違います。
追悼の熱と、謎の熱が、同じ表紙に乗っています。

公式のあらすじだけ書きます。

内海薫が刺される。
犯人は70歳ほどの老人。
飛び降りに失敗し、取り調べでは黙る。

内海に恨みを持つ若い娘が浮かぶ。
ただ、老人との関係は分からない。
内海への本当の復讐は、これからだった。

一方、湯川と草薙は、
老人のある持ち物を手がかりに、
忘れてはいけない謎の扉を開く。

二部構成です。

履歴る。
終活る。

タイトルは、読者募集から来た言葉だそうです。

表紙は懐中時計。
裏側にも、物語に効く絵がある、と事前に言われていました。

シリーズの定番は、
刑事が研究室に来て、湯川がしぶしぶ協力する形です。

今回は、母となった内海の側が、先に傷を負う。
湯川が、いつもの距離ではいられない配置です。

遺作だから名作、とは書きたくない。

本を閉じたあとで残ったのは、
科学で解く事件より、忘れ方と残し方の話でした。

謎の本であり、時間の本です。

持ち物が手がかりになる、という時点で、
物に記憶が染みている話だと分かります。

ファンには、過去作の残響が聞こえると思います。
初めてガリレオを読む人にも、入口は開いています。

ただし、シリーズを辿ってきた人のほうが、
終活る側の重さが違う。

弱みは、熱の置き方です。

著者の死と同時に読むと、すべての頁が遺言に見える。
見えると、トリックより涙を先に探します。

探した涙は、東野さんの本が一番うまく扱うものではない。

一度、遺作という帯を外して読んだほうがいい。
外したあとに残る幕引きが、本当の評価です。

朝日の書評は
「これ以外の幕引きはありえない」
と書いていました。

ぼくは種を明かしません。
ただ、急いで閉じない本だとは言えます。

向いていそうな人。

湯川と草薙の距離の変化を、長く見てきた人。
内海の登場以降のガリレオを追っている人。
科学ミステリのあとに、人の選択が残る話が読みたい人。

向かなさそうな期待。

最後だから全部回収される。
一番難しい物理トリックがある。
読めば作者に会える。

本は、会わせてくれません。
残すだけです。

店では、ガリレオの棚のいちばん右に置いています。
左から辿ってきた人の、到着点として。

永遠の記憶。

永遠に残るのは、正解ではなく、
忘れてはいけない謎のほうかもしれません。

閉じたあとに、時計の絵が残る。
それだけで、十分長い本でした。

 

 

 

 

 

 

 

ハイサイ。鳥本明です。

夕方の読書メモです。

今日読んだ本。

三木大雲さん
『お経に記された宝のありか 仏教レコード』
Gakken。
2026年7月刊。

前作は『お経から読み解く未来予言 仏教コード』。
10万部を超えた続編です。

著者は京都・光照山蓮久寺の第38代住職。
怪談説法で知られる人です。
YouTubeの登録も多い。

お寺の本、というより、
いまの棚では精神世界寄りの場所に置かれやすい本です。

題の「レコード」は、音楽盤ではありません。

神智学でいうアカシックレコード。
過去・現在・未来が全部入っている、宇宙の図書館、という話です。

本書は、お経に出てくる
「尽きない法の宝の蔵」を、そのお経版として読む。

虚空蔵のイメージと重ねる。
宇宙観や現代科学の言葉も借りる。
蔵へのアクセスを、実践的に紹介する。

帯は、だいたいそんな顔をしています。

章は七つ。

アカシックレコードと虚空蔵。
お経の宇宙観。
宇宙から来た生命体が見た地球。
世界の仕組みと、苦しみの消し方。
魂のリズム。
光を輝かせる法則。
この世でも死後でも幸福に導く教え。

心の安楽。
怒りの浄化。
ひらめき。
徳を積む。

悩みの棚は、日常に近い。
説明の棚は、かなり高いところにあります。

強さは、お経を閉じてしまった人に、
もう一度ページを開かせることです。

経典を学術だけに置くと、多くの人は来ません。
怪談と未来と宝の蔵、という入口は、来店数が増えます。

苦しみを減らす。
穏やかに生きる。

着地は、仏教の本業でもあります。

弱さは、入口の引力が強すぎること。

アクセス。
ひらめき。
人生を好転。
魂のアップデート。

言葉が強い。
強い言葉は燃料になります。

燃料が強いと、読者は
「蔵に繋がれば答えが降る」
と待ちやすい。

待つ姿勢は、書くこととも、稼ぐこととも相性がよくない。
蔵は、朝の15分より先に開かないことがあります。

ぼくは僧侶ではありません。

お経を宇宙の図書館として読むことは、一つの読みです。
唯一の読みではない。

経典を、予言装置や宝の地図として使うと、
日常の作業が軽く見えます。

怒りを浄化したいなら、蔵に入る前に、
今日の一杯を減らす。
相手の話を最後まで聞く。

そちらのほうが早いこともあります。

向いていそうな人。

前作『仏教コード』で入口が開いた人。
お寺は遠いが、お経の言葉には触れたい人。
死生観の話を、説教臭くない口調で読みたい人。

向かなさそうな期待。

読めば宝のありかが見える。
アクセス法をなぞれば未来が分かる。
科学と仏教が一つに証明される。

そこまで運ぶ本ではありません。
説法の延長にある、想像力の本です。

店に置くなら、
投資の1億本の隣ではなく、
聞く習慣や、生き方の棚の端が似合います。

宝を掘る本として置くと、客の目が熱くなりすぎる。

お経に記された宝のありか。

ありかより先に、今日の一頁を開く。
開いた頁で、怒りが一つ減れば、十分宝物です。

 

 

 

 

 

 

 

ハイサイ。鳥本明です。

昼下がりの読書メモです。

今日読んだ本。

ちょる子さん
『ママ投資家が育休中に1億貯めた株式投資』
ダイヤモンド社。
2026年5月刊。

題が、棚のいちばん手前に来る顔をしています。

育休。
ママ。
1億。

欲しい単語が、短い距離に並んでいます。

著者は2児のママで、兼業投資家。

2011年、父親の勧めで
オリエンタルランド株を240万円で購入。
7年ほど置いておいたら、評価が大きく膨らんでいた。

その売却資金と手持ちを合わせて、約2000万円。
2019年の育休中から、本格的にトレードを始めた人です。

授乳しながらスマホ。
大型株が主戦場。
東京エレクトロンに絞った時期もある。

2年で1億円。
その後、資産はさらに積み上がった、と書かれています。

体験談としての強さは、失敗が消されていないこと。

1億を超えた翌月、
新興株の決算またぎで、1日に2400万円を失った話。

天才かも、と思ったあとの、退場寸前。
感覚頼みをやめて、ルールを言葉にした話。

成功本でありがちな「ずっと右肩」ではない。
そこは読む価値があります。

ただ、先に置きたいのはこれです。

育休中の誰でも再現できる本ではない。

元手が小さい人の話ではない。
放置していた優待株が、アベノミクスの期間に育っていた。
育休という、給料の一部が残る時間がある。
2019年前後の、特定の値動きに乗った話もある。

14時に急落して15時に急騰する、
といった「謎の法則」も紹介されています。

当時の、その銘柄の、その時間帯の話です。
今の画面に同じ法則があるとは限りません。

ピーク時は、月の取引が1000回を超えた、という記述もあります。
1日50回。
売買代金が1日3億円の日もあった、と。

数をこなせる、と前に書きました。
ただし、こなす対象が値動きだと、タンクの減り方が違います。

記事は、置いたら終わりに近い。
株は、置いたあとも画面が鳴る。

育休のスキマは、細切れです。
細切れでデイトレを回すのは、才能以前に、注意の使い方です。

子どもが熱を出す日に、同じ手数は出せません。

主婦こそnote、と書いたのは、
現場の報告が在庫になるからです。
在庫は、夜中に暴落しません。

この本の安全な読み方は、
1億の地図として読むことではない。

大型株に絞る。
ルールを言語化する。
天才錯覚のあとに退場しない。
売る理由を先に持つ。

その点検項目として読む。

手順をそのまま真似る本にすると、
元手と時期と場の全部が著者側に残ったまま、
読者側にリスクだけが移ります。

向いていそうな人。

すでに種銭があり、値動きを見る時間が現実にある人。
感覚で売買して、自分でも理由が言えない人。
成功談の裏の損失を見たい人。

向かなさそうな期待。

育休中にスマホを触れれば1億。
授乳のあいだが、収入の時間になる。
未経験のまま、少額から同じ曲線を描ける。

題はそう聞こえます。
中身の出発点は、そうではありません。

『働きながら1億貯めるAI株式投資』とも似た棚です。

忙しい人向け、と書いてある本ほど、
忙しい人の余白を食うことがあります。

余白を食わない勝ち方は、地味です。

生活防衛資金を残す。
本業や育休手当を土台にする。
画面を閉じても壊れない商品から入る。

この本は、著者の戦場の記録として面白い。
読者の育休マニュアルとしては、熱い。

熱い本は燃料になります。
燃料が強い月は、子どもの昼寝より板を見たくなる。

見たくなったら、本を一度閉じたほうがいい。
閉じられる人だけが、長く市場にいられます。

 

5000冊読んだ人のおすすめ本50選

⇊

 

 

 

 

 

 

ハイサイ。鳥本明です。

昼下がりの読書メモです。

今日読んだ本。

会田卓司さん
『日本経済の勝算
なぜ今、世界が日本に注目するのか』

経営科学出版。
2026年2月刊。

クレディ・アグリコル証券のチーフエコノミスト。
日本成長戦略会議の構成員でもあった人の、初の単著です。

題が強い。

勝算。
世界が注目。

橘玲さんの『プアジャパン』を読んだあとだと、
棚の反対側に置いてある本、という感じがします。

あっちは、国家は助けない。家計で保険をかけろ。
こっちは、停滞の主因は家計の怠慢ではなく、政策のミスだ。

1章が、失われた30年の解剖です。

企業貯蓄率がプラスで居続けた。
ネットの資金需要が消えた。
政府が動くべき局面で、動かなかった。
規制緩和だけでは投資は増えない。
消費税増税とPB目標のあいだに、日本だけが回復しなかった。

数字の置き方が、財政危機本とは逆です。

2章は、国債と財政の7つの誤解。

国債は将来の税で返さなければならない。
年金は破綻する。

定番の怖い話を、ひとつずつ付け替える章です。
本のエンジンは、ここだと思います。

3章がサナエノミクス。

アベノミクスとの違いを、
金融緩和頼みから財政主導へ、と書いています。

円安。
財政赤字。
金利上昇。

崩壊の前兆ではなく、
需要が戻りつつある兆候として読む。

タイトルの「世界が注目」の核は、そこです。

強さは、データで勝負しようとしていること。

印象論だけで
「日本は終わった」
「日本は勝てる」
と言わない。

企業貯蓄、資金需要、税収。
その棚で話を進めます。

弱さは、題が結論を急ぎすぎること。

勝算と書くと、
読者は家計の勝ちまで持っていきやすい。

マクロの回復と、
店の値札と、
実質賃金は、
同じ速度では動きません。

世界の投資マネーが来る話と、
高いカフェモカは、同時に存在し得ます。

政策論として読む分には、棚卸しになります。
投資の手順書として読むと、危険です。

著者のシナリオは、著者のシナリオ。
5年後の保証ではありません。

向いていそうな人。

財政破綻本ばかり読んで、預金以外触れなくなった人。
株高なのに生活が楽にならない理由を、自分の努力不足にしている人。
金利、国債、PBの言葉だけが先行している人。

向かなさそうな期待。

これを読めば日本は勝てる。
積極財政が実現すれば、自分の口座も勝つ。

国の需要不足と、個人の人的資本は別です。

政策が変わっても、朝の15分は自分で置く。
100円noteも、ダイエットも、待ってくれません。

『プアジャパン』とセットで読むと、
頭が片方に固定されにくい。

片方は家計の保険。
片方は政策の点検。
両方あるほうが、マイルド地獄の中では安全です。

店に立っていると、
景気が良い話と、
客単価が上がって来店が減る話が、同じ週に来ます。

勝算の本は、前者の地図です。
後者は、自分の棚で別途設計する。

日本経済の勝算。

国の話として読む。
自分の勝算まで、本に外注しない。

その距離が、いちばん使える読み方だと思います。

今日はここまで。

 

 

 

 

 

 

 

 

ハイサイ。鳥本明です。

夜中の読書メモです。

今日読んだ本。

楠木建さん、山口周さん
『知的生産のセンス』
日本経済新聞出版。
2026年8月刊。

対談本です。

2019年の
『「仕事ができる」とはどういうことか?』
の続き、という感じでも読めます。

あの本はスキルとセンスの話。
今回は、生成AIが出てきたあとの知的生産の話です。

言いたいことは、早めに出てきます。

スキルはデフレ。
センスはインフレ。

情報を集める。
整理する。
文章にする。

その作業は、AIが速い。

残るのは、その人に固有の判断と選択。
何を取るか。
何を捨てるか。
その裏にある基準。

それをセンスと呼んでいます。

知的生産の流れも、きれいに分かれていました。

入力。
保存。
変換。
出力。

入れる。
置いておく。
自分の考えに変える。
出す。

AIが強いのは、入力と、それっぽい出力。
人間がまだ残っているのは、
何を保存して、どう統合するか。

スキルは分析。
センスは統合。

分解しすぎると、全体が見えなくなる。
ゲシュタルト崩壊、という言葉も出てきます。

コンサルの工程でいうと、
アジェンダ設定と仮説構築にセンスが出る。
情報収集と分析は、AIが手伝える。

問いを立てる人の本です。
答えを量産する人の本ではありません。

書く副業をしていると、刺さります。

プロンプトをコピペすれば、文章は出る。
出るものと、自分の棚に残るものは別です。

分野を決める。
一つのアカウントに置く。
本屋でネタを拾う。
知識を仕入れる。

どれも、入力より先にフィルターが要る。
そのフィルターがセンスです。

弱みもあります。

対談なので、手順書ではない。
明日からこれをやれ、という本ではない。
二人の基準を横で聞いている本です。

センスを体系化、と寄っていても、
読後に残るのは体系より、二人の好み。

それが悪いわけではない。
センスの本なのに、他人の正解を求めると空振りします。

向いていそうな人。

AIで下書きは出せるのに、自分の文にならない人。
インプット過多で、出せない人。
スキル本を集めすぎて、判断基準がない人。

向かなさそうな期待。

読めばセンスがつく。
AI時代の勝ち方が手に入る。

センスは、出したあとでしか増えません。
保存して、変換して、出す。
その回数です。

梅棹忠夫の『知的生産の技術』が道具の本なら、
これは基準の本です。

カードの大きさより、
何をカードにするか。

店に立っていると、同じ本でも、
置く棚で売れ方が変わります。
情報は同じでも、配置が価値になる。

知的生産も、それに近い。