目の前の成功ではなく 50年後の笑顔と100年後の盛栄の為に | 株式会社ゴキゲンファミリー 代表取締役 長榮 潔 〜生い立ち・生き様〜

株式会社ゴキゲンファミリー 代表取締役 長榮 潔 〜生い立ち・生き様〜

2010.7.29 究極の焼き鳥家 ゴキゲン鳥 OPEN

2015.11 現在 ゴキゲン鳥5店舗

㍿ゴキゲンファミリー 代表取締役 長榮 潔

2016年10月
今年もあと2ヶ月

1年前の僕は今頃、四国お遍路八十八ヶ所巡りをしていた

死ぬまでにしたい10の事のうちでもそれなりに大きな課題であったお遍路回ったのは、

今思えば悩みがあったのか人生に迷っていたのか


それをして悩みが消えたかはわからないし道が見えたなんてことはなかった


でもその先の人生で分かれ道に出くわした時に、「行きたい道」ではなく「行くべき道」を少しは選べるようになったかもしれない


修行や苦行と呼ばれるものなんてのはそんな事の繰り返しな気がする



思い出しただけで苦しくなってきた

だけど一生忘れられない身体と心に刻んだひとつの成果だ



一緒に行ったあなたは今、分かれ道で「行くべき道」を選べてますか?^_^





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四国お遍路31番寺 竹林寺にて






それでも僕は去年年末に向けて迷子から抜け出せていなかった


だから年が明けて



僕はこのblogの更新を辞めた



うちの会社の飲食事業
「究極の焼き鳥家 ゴキゲン鳥」
を開店した2010年から書き始めたこのblog


5年で直営で5店舗出店したことは開業当初目指すと言った店舗数にはほど遠く僕は名実共に大ボラ吹く形になった


その責任も感じてか給与は0にしても実際にできなかった事への情けなさと自信喪失は否めなかった



弱い者には誰もついてこない


これは宇宙の摂理だ



社員は辞め

店舗は閉鎖し

まさしくゴキゲンファミリーは、

いや…僕は迷子になっていた



それでも会社は後戻りできないほど社員を抱え

途中で投げ出すことなどできないところにまで追い込まれ


まさに行き詰まった僕は沈黙を選んだ



諦めるつもりはなかった


だけど、自分でもわからなかった


なにが間違っていて行き詰まってるのか


飲食事業をはじめてから沢山の子達を失い


その原因と解決策も見えていなかった



もう涙も枯れたしこれ以上感傷に浸るつもりもなかった


2016年


涙も捨てて情けも捨てて


一から精進して


ただ大切なものを守る強さが欲しかった




blogを辞めたのは仕事できれい事を書く余裕もなかったのかもしれない





そして今年の夏、



悪夢は止まなかった

追い討ちをかけるように


下北沢本店で働いていた店長、去年海の家でひとつ屋根の下で共に過ごした子が

その後無念にも去年お店の閉店と共に辞めてしまったのだが



今年の夏前



労働時間の残業代未払いだと訴えてきた

正確には訴えられかけた


金額800万円超


目を疑った…


なぜならその2日前ぼくはその子と会っていた

知り合いのLIVEのチケットを取って欲しいと頼まれなんの疑いもなく応じていたからだ



まさかその2日後800万円もの訴えを弁護士介して意味もわからないままなんの前触れもなく起こる出来事では僕の中ではなかった


沢山の経験し過ぎて、多少の事じゃ動揺しない僕もあの時は間違いなく動揺していた



そんな時でも僕の根っ子はもはや利害を真っ先に考える良くも悪くも経営者だった


1番はじめに頭を過ぎったのは


「マズイ!こんなの1人に払ったら会社はつぶれる」


だった。


綺麗事抜きで、給与1円ももらってない僕にとってこの会社が潰れても生活は変わらなかっただろう


だけど、ここで潰したら


いま必死に残って働いてくれてる子は

ここまで涙を流して耐えてきてくれた子達は

今まで踏台にしてきた大切な犠牲はどうなる



「断じて潰せるかっ」



それが損得で腹わた真っ黒な僕の最初に出した答えだった



ここで少しだけ労働基準法について説明する

なぜうちが訴えられたか



うちの店長の対偶は
基本給30万
歩合 店舗の利益の20%
完全週休二日制
社保年金強制加入



一見落ち度はないように見えるどころか、

飲食店で本当に週休二日制を完全に実施できてるところはほとんどない
(本当に…というのは、大抵の飲食店はシステムとしては週休二日制をつくっているが、週休二日制なんてとれていない)


ではなぜ訴えられるのか


労働時間の問題だ


1日8時間31日月で171時間

これが法定範囲の労働時間だ


しかし飲食店の営業は17:00〜24:00
これだけで7時間
どんなに短く見ても前後の仕込み4時間と片付け1時間を入れたら

これでもう12時間

残業時間4時間

これを月に20日かけたら80時間

時間外手当は25%増し
22:00以降の深夜手当は25%増し


実質ダブルで重なるところを突かれたら時給換算の150%も、そうでなくても125%の残業手当付きで80時間分2年間遡って請求できるというカラクリだ


カラクリと表現したのは

それが認められるかどうかは裁判次第なのでその時点でそれが正当かどうかは判断できない


そして、会社目線で言えばそれを逃れる方法としてほとんどの飲食店が使ってる手口が


見込み残業代

である。


これはそもそも月に80時間残業することを見越して基本給を低く設定する


例えば基本給を東京都の最低賃金ギリギリとか20万くらいに設定して

残業があるものとして契約をして見込み残業代をプラス10万付ける

するとどうだろう当社が設定していた基本給30万と同じになる



しかし僕は以前からこの手口が気に食わなかった


なぜならどっちのやり方でも手取りと労働時間は変わらない

中身を誤魔化しただけで
方や正当で方や不当


なんて事がそもそも男らしくない(女性の経営者もいるが)


それに仮にそのパターンで契約したら、残業時間がなくなったら給与は20万だ

つまり逆に取れば残業時間を無くすつもりなんてないと公言しているようなものだ



だから当社では馬鹿正直に

1日の労働時間はこのぐらいになる
それを踏まえて基本給はいくら

その上で飲食店でも労働時間を減らす努力をしていこう

そして労働時間が減っても基本給が変わらないようにしよう



僕はそう言い続けた


訴えてきた彼も店長でありそのカラクリも当社の方針も実情も知っている人間であった

一緒に必死に飲食店でも週休二日制を本物にしてきた仲間だった





僕はそれが悲しかった




内部からうちの至っていない部分を知っていてそこにつけ込んできたのが悔しかった



労働時間を誤魔化そうと思えばどこの飲食店でもやっているように8時間でタイムカードを切らせることもできた

見込み残業を付けて基本給を下げて契約をすることもできた





だけどうちがやらなかったのは正直でいたかったから



労働時間を明白にして問題を明確にして


改善につなげていた





飲食店は綺麗事だ


美味しい食事を提供して
沢山の笑顔をもらって
それでいて儲けなきゃ続けていけない


綺麗事なら綺麗事を貫き通さなきゃ嘘になる




話は戻って遡る


僕がゴキゲン鳥をはじめた2010年


僕はワタミの会長の「青年社長」を読み憧れて

その輝かしい飲食業界に足を踏み入れた


元々、食は食べるのも作るのも好きでそれが商売になれば素晴らしいと思った




ワタミ、ダイヤモンドダイニング、鳥貴族、APカンパニー、


憧れる沢山の尊敬できる経営者がカッコよく見えて、僕もその世界で負けないようにと夢膨らませた




当時、小学校からの同級生の淳とゴキゲン鳥を立ち上げた



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尊敬するワタミの会長が言ってたように


若いうちは365日24時間働いてでも成功すると胸に刻んで


創業メンバーの淳は3年間休みはいらないと言った

3年は大袈裟でも彼は立ち上げから1年間休みは本当に0で働いた

僕も半年間は休みなんてなかった

下北沢じゃ休まない店長で淳は有名になってた


1日の売上目標を立てて達成するまで店は閉めなかった

例え朝になろうが

雪の中、僕は一人で朝まで呼び込みした事もあった

賑わう餃子の王将に入ろうとしてるお客さんに「うちにもラーメンありますよ」と言って連れてきたこともあった



我武者羅だった


とにかくゴキゲン鳥を流行らせることしか考えてなかった


その先に従業員の幸せもあると信じて疑わなかった





そして三年経ち店舗も増え







創業メンバーで小学校からの同級生の淳は…飛んだ





僕の中でなにかが崩れる音がした




いや…崩れた




自分のやってきた事が正しくなんてなかったんだ



振り返れば


3年間見てきた僕が憧れて輝かしいと思った飲食業界は嘘っぱちだらけだった

僕が憧れ尊敬した先に上げた企業を辞めてきてうちの面接に来た子達は声を揃えて

企業の悪口を言った

週休二日なんて嘘ですよ

みんなサービス残業してますよ

上は見て見ぬふりですよ

もう二度と飲食店で社員なんてやりたくありませんだからバイトでお願いします



僕が憧れた輝かしい企業達は全部嘘っぱちだった


従業員の加重労働の上に成り立つ企業は、会社だけが儲け、その金で社長は同じ社長連中とだけ集まり毎晩六本木で飲み歩き、それを辱めもなくSNSで自慢をする

僕がこの社長ブログを辞めたのはそんな事にも嫌気がさしたのかもしれない


そして二言目には「俺も苦労して来た」

若いうちは苦労しろ

だった。




そんなことに憧れ目指した僕も当然同じ道を歩み


嘘っぱちになった。



そして小学校からの同級生を飛ばせるまでになった




僕はもう立てなかったゴキゲン鳥に



淳と語り合って誓い合ったことも
朝まで呼びこみしてたことも
雪に埋もれて立ってたことも
寝る間を惜しんで働いたことも


全てが嘘っぱちに思えてしまった




それでも、その時いる子達をお店を会社を守らなきゃいけなかった


逃げ場のない苦しみには何度も目を逸らしかけた


できたら見て見ぬふりをしたかった事だらけだ



全てが嘘っぱちに思えても

それでも僕にはなにが間違っててどうすればいいのかわからなかった


それからも離れて行く仲間が沢山出て




僕も辞めたい気持ちで一杯だった



僕も逃げ出してしまいたかった




お店を続ければみんなが苦労する

お店を閉めればみんなの仕事がなくなる



僕に逃げ場はなかった


ならば行くしかなかった



4年目、淳が飛んだ影響がなかったとは否めずに店長含む全員の完全週休二日制に着手した


飲食店で完全週休二日制なんて無理だと言われた



無理でもやらなきゃいけなかった



できる方法を考えるしか道は残されていなかった



そして残ったみんなの苦労と努力で完全週休二日制を完全に染み付けた



そして5年目今年に入り


それでも僕の中の飲食店が嘘っぱちに思える気持ちは消えなかった



そしてそれが何故だかはまだ気づけずにいた


ただ飲食業に対してなにか自分でも腑に落ちない気持ちを拭えなかった



そして今年の夏


淳の後を継いでくれた店長から未払い賃金だと訴えられる仕打ちを受けた


またしても僕は下北沢本店から潰れる者を出してしまったわけだ



1番思い入れのあった下北沢本店は
1番思い出したくない下北沢本店になってしまった



そして僕は悪魔の経営者として会社を守るためにあの手この手を使い訴えの件は抑えた



僕は会社を守るためなら悪魔にでも天使にでもなれるとつくづく思った



しかし、

僕はこのままじゃいけない

あれだけ沢山のことを分かち合ったつもりでいた人間から訴えられかけるんだからそうでない人間からなんてもはやなにがあるかわからないと思った



改善しよう


改善しなきゃならない



その思いは信念に変わった



2016年年内にやらなきゃいけないことが明確になった


というより


飲食業界に進出してからずっと嘘っぱちだと思い腑に落ちなかった答えがやっと見つかった



それは何を隠そう


従業員の加重労働である



僕はどの職種でも事業には三角形の輪があると思う


・会社の利益
・従業員の利益
・お客さん利益


極端な例を出せば

銀行強盗が生業の会社があるとしよう

仕事に成功すると会社が儲かる
従業員も取り分が生まれる
それと引き換えに
ここで言うお客さん、つまり銀行は大損をする

会社と従業員が得をするためにお客さんが損をしたわけだ

こんなものが認められるはずがない


僕はこのバランスが大事だと思う

どうやってこの3点のバランスをとれるか


そして日本の飲食業界はあきらかにこのバランスがかたよってる

美味しくてクオリティの高くて安いものを提供してお客さんは喜ぶ
会社はそのおかげで儲かる
それを成立させてるのは従業員の加重労働
つまり長時間労働と低賃金だ

3点のバランスを結果労働者だけが支えている



これを正さなきゃいけない

正さなきゃ事業として長く続けて行くことはできない


それのボーダーラインが労働基準法だと思う



奇しくもその労働基準法に訴えられかけ

朝から晩までその事を考えた

なぜ労働基準法はあるのか
なぜ守らなきゃいけないのか
なぜ若いうちに寝ないで働く事が許されないのか
なぜなぜなぜ?


毎日問いかけた


そして出した答えは


労働基準法を完全に誤魔化さず遵守する


ということだった。



HONDAの創業者本田宗一郎さんが言ったような「血尿が出るまでやる」そんな時代は終わった


今でも僕自身は若いうちに苦労して24時間365日働いて成功者になることが正しいと思ってるのが本音だ



だが


時代は変わった


この何年かである社員の子に言われた


「この会社は大好きですがこの会社で働きながら家庭を持って子供の運動会に行ける気がしないんです」


その言葉を思い出す



自分ならそれでいいのか?


即答で否だ



僕は自分のやり続けたくないことを大切な社員にやらせ続けて来た


僕もやって来たというもっともらしい言葉を盾に


しかしそんなことは3年続かないと同級生の創業メンバー淳が飛んでとっくに気づかなくちゃいけないはずだった


僕は気づかないフリをしていたのか

はたまた本当に気づいてないマヌケだったのか


でもなにをどうしたらいいのかわからないのは事実だった



それが不本意な事から訴えられかけたことにより考えさせられ気付かされ


結果、嘘っぱちの原因がわかり


するべき事が見つかった



見込み残業も付けず

サービス残業もさせず

なんの誤魔化しもなく

労働基準法を遵守する



同業者は誰もが言う


「飲食には無理だよ」


その言葉ひとつで片付けて死にそうになってる従業員の気持ちがわかるか?



このブログを書こうと思った時

本当は飲食業界で嘘っぱちだと思い腑に落ちなかった事の答えが見つかった

年内やるべき事が見つかった


その決意を書くつもりだった





つもりと言うのも



実はこの3ヶ月ほどでその過大なる目標をうちの素晴らしい子達は見事達成してしまったのだ


基本給を下げず
残業代はキッチリ25%
深夜手当は22:00以降25%
その上で労働時間は基本的には残業をさせず31日月で月間171時間以内にする

先月9月実質残業が付いた店は1店舗1人
時間にしても20時間弱
もちろんその分の残業代はキッチリ付けた
22:00以降は深夜手当も時給割りして加算
それでいて全店黒字と言いたいところだが一店舗赤字3店舗は税金確保して黒字



はっきり言って僕も予想してなかった結果


年内の進退かけてもできるか不安だったのに実質2ヶ月でやり切りやがった



なにも言う事がない



経営者としてその方針を真剣に受け止め実行してくれることほど嬉しいことはない




今回は訴えかけられたところで終わったが

この先、飲食業界に限らず

世論のブラック企業叩きは止まらない

その一つの理由に今回のうちでもそうだった理由がある


10年ほど前に消費者金融のグレーゾーンというものが取り正された

これは法律が曖昧で不確かだった利息制限法が正され

俗にいう街金は取りすぎた利息と判断され

そこに目を付けたのは債務者でなく弁護士だった

債務者を利用して債務超過を取り返すとかなんとかうたい自分達がガッポリ儲けた

それは住友ビルのワンフロアを貸し切れるぐらい儲かった

そして

その時効が近づき仕事が無くなることを恐れて次に目をつけたのが

労働時間の未払い請求の返還だ


あちこちにネット広告を出しまくって

労働者を債務者に見立て集客してる


取れなくてもリスクはない

だから弁護士は痛くも痒くも無い

労働者は会社との溝や遺恨に苦しむ


これからもっともっと増えるだろう

そのうち債務超過のCMが長時間労働の返還CMに変わるだろう


好かねえな


消費者金融の返還と違うのは

雇用主と従業員には少なからず双方の思い入れがある

借用書という紙切れだけで繋がった債権債務関係とはまるで違う


それを踏みにじって自分達はリスクもおかさずガチャガチャにするのは好かない

まぁ僕が好かないところで間違いなくこれから社会問題になる




それはさて置き

社長なら誰もが一度は従業員の給与明細に目を通したことがあるはずだ


その額を見て少ないと思い自分の力不足を感じる社長とそうでない社長

労働時間を見ていつ寝てるんだ?と思いつつも目を逸らす社長とそうでない社長



世の中の社長には色んな社長がいる

でもその全ての社長が会社を創った時には輝く会社に夢膨らませそこで働く者の幸せを確信していたはずだ


だけど世の中はそんなに甘くないから

壁にぶつかり、困難を目の当たりにして、描いていたものを諦めて


目を背けたいことを見て見ぬふりする



奇しくも当社ゴキゲンファミリーが労働基準法を遵守したこの月


天下の電通さんは加重労働の上に起きた自殺で叩かれた




時代は変わった



消費者金融で城を建てた武富士の会長が言った

「三倍遊びたかったら三倍働け」


戦後の高度経済成長ならいざ知らず


いまは国の借金や問題はあれ

日本は明日食うことに困る時代じゃない




死に物狂いで働くことが美徳だとされた日本人の倫理観はもうダサい


誰かが幸せになるしわ寄せを誰かが補っていてはダメなんだ



なぜならいつもそのしわ寄せは弱いものに行くから



電通が法定外労働時間を50時間から5時間下げた時

都庁が新都知事によって残業を夜の20:00までに変更した時



うちは残業を完全に0にするべく動いた



そして実質ほぼ0まで持って行った



誰だ飲食店には無理だと言ったのは?



誰だできないと言ったのは?




できるかできないかじゃないやるかやらないかだ



と言いながら

ほんとは飲食業界に同じ事なんてしてほしくはない


なぜならこれはうちの強い武器であり

貴社を辞めた人間がうちに流れて来るから



その時に

面接に来た今までの子達が

「求人には週休2日と書いてありましたが実際は何日休めます?」

と何度も聞かれたように


うちは「週休2日ないし3日です。法定外労働はありません」


胸を張ってそう答えられる



僕の中の6年間のモヤモヤがスッキリした



ずっと嘘っぱちだらけで腑に落ちなかったこの業態に一筋の光が見えた


店舗を出せば出すほど不幸せな人間を作ってさまうのではないかと思ってたネガティヴが改善された


それでもこの先またとんでもない問題を沢山抱え壁にぶつかり困難に打ち拉がれることもあるだろう


だけどもう大丈夫



絶対に無理だと言われたことをやり遂げられたのだから



あとは周りを羨まず妬まず恨まず

大きな成功を狙わなくとも


コツコツとやるべき事を続けるだけ



今まで僕の力不足で苦しめてしまった全ての社員に敬意を示して

これからもゴキゲンファミリーで働く全ての人が幸せになれるよう

道を進みます


2016.10.20
株式会社ゴキゲンファミリー
代表取締役 長榮 潔