料理のうまい女の亭主は生涯浮気をしない | 虜

Dreamer

つい先日、

新聞を読むのが好きだと書いたけど

休みの日には読み損なった新聞を読み返す。

この一週間で僕が気になったニュースはこれ。

骨太の方針が決まって

さすがに行政のデジタル化は進捗するんだろう。

 

変わるよ。

 

日本企業の勢力図もきっと変わる。

こんな変革期を生きられるなんて

若い子がうらやましい。

言うまでもなく

全ての「若い子」が恩恵を受けられるわけじゃないけど。

 

負けじと僕も変革に参画する所存でいる。

でも何がどうなるか分からない今は

僕は僕の仕事を一生懸命やるだけだ。

 

飲食店の未来については僕も僕なりに予測している。

多くの専門家が指摘するとおり楽観的なものではない。

でも僕は何ら悲観していない。

 

『料理のうまい女の亭主は生涯浮気をしない』

こんな名言があるが

僕は随分前からこれを自店に置き換えて考えてきた。

つまり

生き残るのは料理の美味い店だと思ってる。

 

やきとりで差別化を図るのに必要なのは

国産備長炭を用いた火入れの技術と仕込みと鮮度管理、

さらに飽くなき探究心だと思う。

それで魅せるだけの実力を備えようと

職人と呼ばれるレベルまで僕は腕を磨いてきた。

 

扱うものは違えど

さかい大谷漁港も同じ考え方で経営している。

それで淘汰されてしまうんなら僕の負けだけど

先述の通り僕は悲観していないし

僕らは僕らの仕事を一生懸命やるだけで邪念はない。

生き残りをかけて地元に根ざして一生懸命やる。

 

「料理のうまい女」もまた

料理の腕を上げるために日々努力を惜しまないんだろう。

そんな人はきっと

化学調味料を使ったりクックパッドを見て料理などしない。

 

おおきに。