レガシィツーリングワゴンの燃費対策をやってみました。

ガソリン代の節約に一番有効なのは ”軽い車体の車に乗り換える” ことなんだと思います。プ〇ウス（約1.3トン）の燃費が良いのも基本は車体が軽いからで、これがアル〇ァード（約1.9トン）だとハイブリッドモデルでもたいして良くはなりませんし、セダン（背の低い）タイプの軽自動車（約0.7トン）ならどれを選んでも不満が出る車はないでしょう。ただ私もそうですが燃費性能だけで車を買う人なんて少ないでしょうから、今乗っている車で改善できればと思い色々やってみることにしました。

①ふんわりアクセル

国土交通省などが推す「エコドライブ10のすすめ」の中にある指針では、5秒で20km/hを目安に車を発進すると燃費が良くなるんだそうです。低速の動力をトルクコンバーターで伝達するAT車（CVT車も含む）はオイルの伝達ロスを考えると理に適った話ではありますが、

まず無理です。　

確かに ”プ〇ウスミサイル” とか言われるくらいアクセルを踏み込むのが良いとは思えませんし「交通の流れに沿って」みたいな人の煽り運転に付き合う必要もないでしょうが、ここまでトロトロ走ると相当ストレスがたまりそうです。「急加速は控えよう」ぐらいで良いんじゃないでしょうか。

②エアコンOFF

日本は高温多湿の亜熱帯地域に位置する国なので1年の半分くらいはエアコンで車内の湿度をコントロールする必要があるのですが、これが結構な割合で燃費に影響を与えています。環境省は「12％ぐらい悪化する」とか言っていますが大型のミニバンやSUVにフル乗車したらそんなものじゃ済まないでしょうし、燃費を重視するあまり故意に冷やさない（冷やせない）ようにしている車まであります。エアコンを使わなければ間違いなく夏の燃費は上がり、地球温暖化の抑制にも繋がるでしょう。

だから代わりにやって下さい。

真夏に窓を開けて走ってる人もたまに見かけますが私には真似できません。あと信号待ちでエアコンが停まる車にも乗りたくありません。アホみたいに窓が曇るまで冷やしたりしませんのでエアコンぐらい自由に使わせて下さい。

③添加剤

昔から「○○に入れるとパワー＆燃費がUP！」なんて添加剤ありますよね。エンジンオイル添加剤にAT添加剤、エアコン添加剤にタイヤの窒素ガスetc、そして今回入れたのはガソリンオイルに混ぜてエンジン内のカーボンを除去する「ガソリン添加剤」なんですが、

また騙されました(泣)

「過走行車にはよく効く」なんてレビューもありましたが10万km越えの私のレガシィでもまだ足らないんでしょうか？もう貧乏人から小銭を巻き上げるのは勘弁して下さい。

④ボルテックスジェネレーター

これ最近のトヨタ車とかについてる小さなヒレを真似たような商品でエアロフィンとも言うらしいです。小さな凸凹が空気の渦を作って風の抵抗を抑える効果があるそうですが、

何だか効いてるかも♡

童話の ”裸の王様” ってたぶんこんな感じじゃないでしょうか。YouTuberのお兄ちゃん達も絶賛しているしトヨタが特許まで取ってるんだから間違いなく効く筈、でも冷静になって考えたら「効かねえよ、こんなもん」でした。

⑤傾斜ナンバー

5代目プリウスのナンバープレートの辺りを見るとバンパーに溝みたいなものがあります。右の画像からも分かるとおりフロントバンパーの前面は空気抵抗が大きくプリウスの溝はそれを左右に逃がすようなデザインになっているのです。　＊画像はネットからの引用です。

つまり昔のヤ〇キー（現オジサン世代の人）が時々やってるコレ↑ も空力的に立派な根拠があるのす。今の車（新車登録が2021年10以降）には ”10度以下” なんてレギュレーションもありますが、それ以前の車はナンバーの文字が識別できれば ”やり放題” です。で、その効果は

昔からやってるので分かりません(爆)

もうイイ歳なんでそこまで傾けてはいませんが、確かに垂直に立てて走ると抵抗が少し増えたようにも感じるのでそれなりに効いてるのかもしれません。

色々やってみましたが「そんなに変わらんよ」ってのが私の結論です。”ふんわりアクセル” はノロノロ運転でケンカの原因になるでしょうし、小さな ”ボルテックスジェネレータ” を貼るよりは効果を感じた ”傾斜ナンバー” もやり過ぎるとパンダに怒られます。”エアコンOFF” が一番効きそうではありますが・・・、もっと良い方法があれば教えて下さい(笑)

以上、「燃費の小ネタ」をお伝えしました。