(病は腹中にあり その1)
1月は後頭骨、2月は肩甲骨、3月は骨盤という順序で骨格が緩んで開いていきます。
身体が冬の緊張モードから、春の脱力体に変換されるわけです。
4月で春の脱力体として完成します。4月は「お腹」の時期です。
下痢などお腹の調子が悪くなる人も居ますが、実は多少そうなる方が健康です。
特に右のお尻が固いと下痢しやすいので、あまり症状がひどい時は、ゴルフボールなどで右のお尻をほぐすとよいです。
お尻の固い部分にゴルフボールを当てて、
自分の体重でコリを潰していきます。
ちなみに、左のお尻が固いと便秘しやすいので、左のお尻をほぐすと、お通じが良くなります。
整体の世界には、「病は腹中(ふくちゅう)にあり」という格言があります。お腹には全部身体の状態が出ているからです。
上腹部は頭、中腹部は内臓、下腹部は足腰という具合です。
お臍から下を蒸しタオルで5分間温めるだけで、歩くときに脚足が軽くなります。
上腹部でも特にみぞおちが固い人ほど、頭の緊張が強く、自律神経も交感系優先になっています。
だからブリージングでは按腹を重視します。古久澤先生のすべての著書で紹介されているほどです。
按腹は鳩尾だけではなく、お腹全部にやっていいです。もちろんお臍は除きます。
お腹のほぐしたい部位に指先を当てて、息を吸いながら身体を反らせ、
吐きながらお辞儀をすると、自分の体重で指がお腹に入って行って、コリが取れます。
身体全部を調整できます。整体の名人も、お腹を触って治す人がいました。
しかし、他人のお腹を触ると邪氣を貰いやすいので、プロ以外はやめましょう。
まず自分のお腹を整えましょう。
特に鳩尾が固いと、横隔膜の動きも制限されるので、呼吸が慢性的に浅くなります。
どれだけ長い呼吸が出来るかにこだわるよりも、普段の呼吸が深い方が遥かに大事です。
按腹でしっかり鳩尾を緩めましょう。ちなみに、昔の日本では鳩尾を水月(すいげつ)と呼びました。
水も月も陰です。鳩尾=水月は、陰が重なる意味深な部位です。
しゃっくりも横隔膜の動きをスムーズにしようとする身体の後天反応という面もあります。
そして身体のつまりを取るため。
先日、チンパンの知人のしゃっくりが止まらなくなったので、組手で胸椎のつまりを抜きました。
しばらくたったら、しゃっくりが止まりました。しゃっくりも咳もくしゃみも、全部身体のつまりを取るために起きます。
タイムラグがあるのは、自律神経がバランスを回復するのに、やや時間がかかるためでしょう。
(病は腹中にあり その2)
ここ数年は腸活がブームですが、ブリージングでは20年以上前から提唱していました。
理論の本質はシンプルです。不要なモノ=老廃物を出して、プラスの栄養を入れ、巡らせる。
まず老廃物を出すために、16時間酵素断食します。午前中に老廃物をしっかり出したら、あとは好きなモノを食べてOKです。
特に一番大事なのがタンパク質です。身体の材料になるからです。
納豆などの植物性タンパク質はもちろん、肉や魚、卵などの動物性タンパク質を摂りましょう。
ベジタリアンやビーガンは、70~80代になると下半身の筋肉が不足して、要介護になりやすいというデータも出ています。
骨で動くことも大事ですが、ある程度の筋肉量は必要です。
膝立ちするだけでも、大腿四頭筋の筋肉が育ちます。
糖質や脂質も摂りましょう。ブリージングでは糖質制限やカットは薦めていません。
実は、ご飯と動物性タンパク質を一緒に食べると、一番良質な筋肉が出来ます。
もちろん、この食べ方だと消化に負担はかかります。
食べたあとに、正座の仰向け万歳などでお腹=お臍と鳩尾の距離を伸ばしましょう。
消化が促進されます。
そして酵素を摂取すると、消化も排せつも促進されます。
肉や魚が苦手な人は、卵かけご飯でも立派な筋肉が出来ます。消化の負担も余りかかりません。
腸の吸収力が高いと、少量食べても効率的に血肉になります。
現代人は、リーキーガットだらけなので、食べた栄養の少なからぬ部分が腸から漏れてしまいます。
だから過食して内臓が疲れているのに、必要な栄養が足りなくなっているという、不思議な状態になっています。
そして腸から漏れた過剰な栄養分が、アレルギーのもとになっています。
お腹の内部が整ってくると、腹腔から良質なホルモンが出ます。
ガストリンは消化ホルモン。未消化が病氣のもとです。情報も感情も、未消化で抱えていると害になります。
メラトニンが出ると不眠に悩む人も熟睡できます。
CKKホルモンは大安心ホルモン。不安な人ほど病氣が治りにくい。不安は災厄を引き寄せます。
(病は四関より先に現る)
整体の世界には、様々な流派があり、身体へのアプローチ法も違います。
「病は四関(しかん)より先に現(あらわ)る」と言う格言もあります。
四関とは、手首・足首のことです。本体=内臓の不調は、手首足首と、その先に最初に現れるという教えです。
手足を調整することで、本体を整えようとする方法です。
アマチュアはこの方法が安全です。
末端でお腹と関係が深いのは、前腕とふくらはぎです。
前腕をほぐすには膝圧が定番です。
ふくらはぎをほぐすには、右膝を立てて座り、右の膝頭で左のふくらはぎをこすりましょう。
右足の脛を横から左足のふくらはぎに重ねて座るのもよいです。
お尻叩きも重要。立位や仰向け寝で、足裏でお尻を叩きましょう。
同側、逆側を叩きます。
左右差は腸と骨盤の状態を表します。
この体操がやりにくい人ほど、「腹に一物持っている」と知りましょう。
一番の末端は皮膚です。
特に顔です。目と口に一番ストレスが溜まります。
口角の高さがアンバランスな人は、幼少期のトラウマを抱えている場合が多いです。
もちろん骨格的な歪みもありますが、心理的な影響も無視できません。
口角に指を引っかけて、思い切り舌を出す、アカンベー体操が効きます。
目の緊張を緩めるには蒸しタオルです。
スワイショウも手の指股から邪氣を捨ててくれます。
終わった後にジ~ン!と何かが出ている感覚があります。
「氣が出ている」と錯覚している人が多いですが、本当はストレスです。
皮膚は最大の末端ですが、現代人は皮膚と筋肉を固めて守ろうとするので、皮膚から出すには氣功の技が有効です。
昇降開合、腕周天も手首を柔らかくしてくれます。
ぐいぐいストレッチするより効きます。
(お花見)
4月は生殖器の季節でもあります。花粉症で鼻が詰まるのも、生殖器が影響している面があります。
鼻水を出すことで、余剰な性エネルギーが解放されていきます。
お花見シーズンも、無意識に性エネルギーを求めているからです。
桜色=ピンクは性と関係が深いです。
同時にピンクは若返りの色でもあります。
色にはパワーがあります。赤色は肉体を元氣にし、青色は心を整えてくれます。
黄色はコミュニケーション、白色はヒーリングと言った具合です。
色の力も活用しましょう。
桜を見ると、目も潤います。桜を見ながらどんちゃん騒ぎすることで、余剰エネルギーが解消されます。
自然のリズムに則った行動こそ、生活ストレッチです。
(リンク)
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(虎徹のワン!ポイントコメント)
ブリージングスタッフ・ふぐじろう先生のペットの虎徹です~。
写真は、桜を愛でるボクです。
4月は新年度、新学期ですが、身体は緩んでいる時期です。
脳も連動して緩みがちですが、新しい環境や仕事への対応で緊張を強いられます。
自覚がなくても、そのギャップは心身のストレスになっています。
5月病はその反動というわけです。
あわただしい生活の中でこそ、余裕を持ちましょう。
空を5分間眺めるとか、息を意識して下腹部に吐く=落とすとか、ささいなことでいいのです。
一見無駄な隙間時間が、あなたの命を守ってくれます。
生活の中に「空(くう)」を取り入れましょう。般若心経の教えです~。
つづく(次回は4月19日更新予定です)














