おはこんばんにちは、S子ですニコニコ


7月22日〜7月24日の3日間、家族で京都を旅してきました。今回の旅は前回(2023年3月下旬)行けなかった場所を中心に周ってきました。

京都駅

7月21日(金曜日)21時5分桐生駅発のシルクライナー(高速夜行バスバスDASH!)に乗り、翌22日(土曜日)7時50分に京都駅八条口に到着しました。

京都タワー

Sir Thomas LIPTON

ティーハウス ポルタ店

こちらのお店は昭和5年(1930年)創業の京都を代表する紅茶専門店で、まだ回りに何もなかった時代に「リプトン本社直轄喫茶部 極東支店」としてオープンし、イギリスロンドンの紅茶文化を広めたお店として知られているそうです。


高速夜行バスを使うと目的地に到着するのは早朝なので、モーニングをやっているお店は行列が出来ていることが多いです。こちらのお店も開店時間の9時前から行列が出来ていました。


前回はイノダコーヒでモーニングをいただきましたが、実は私は紅茶の方が好き♥だったりしますニコニココーヒー

エッグベネディクト+紅茶又はコーヒー付

美味しくて量もちょうど良かった♥これで1200円(税別)はリーズナブルだと感じました。


京都駅八条口に戻り、81号系統のバスに乗っ中書島停留所で下車。伏見方面へ移動します。

住宅街を歩いていると、長建寺・酒蔵・十石舟への道順と『ようこそ伏見へ』と書かれた地図がありました。

月桂冠大倉記念館

日本有数の酒どころとして知られる京都・伏見。伏見城の外堀、濠川(ほりかわ)沿いの柳並木、白壁土蔵の酒蔵群が連なるこの辺りを歩くと、米を蒸し、もろみが発酵する香りが漂い、酒の町ならではの風情を味わうことができます。月桂冠大倉記念館は、その歴史と酒文化、この地の酒造りの発展を牽引してきた月桂冠の挑戦と創造のスピリッツを感じる空間となっています。ご見学後は、長年にわたり積み重ねてきた伝統の技と、伏見の自然により育まれた地下水を用いて醸した日本酒の数々をお楽しみいただけます。

入館料は20歳以上600円、13歳〜19歳100円、12歳以下無料です。20歳以上は受付で試飲用の御猪口と試飲メダルが手渡されます。

ホール

入ってすぐのホールでは『おいしいお酒ができるまで』というビデオを上映していました。

南展示室

月桂冠のスタンド看板『ラグビー兄さん』と『野球小僧』です。いずれも1930年代に制作された貴重なものです。

消化ポンプ

これ、東京消防庁の消防博物館にあった龍吐水(江戸時代の消化ポンプ)と同じだ!と感動してしまいました。

側面に慶応二年の銘と笠置屋(屋号)が掘られています。係員の方のお話によりますと、この月桂冠大倉記念館があった場所は鳥羽・伏見の戦いの舞台からほど近く、戦火で周辺が燃えてしまった時に使われたかもしれませんとのことでした。

今でも酒屋やスーパーマーケット等で手に入るお酒が展示されていました。月桂冠のお酒は全国に向けて出荷しているので、気軽に飲める価格帯のものが多いですね。

酒米の稲穂
このなかで有名な酒米はやはり山田錦でしょうか、五百万石も酒米としてよく知られています。祝(いわい)は京都のブランド酒米ですね。真白が大きく『味のある日本酒ができる』のが特徴ですが、割れやすく精米歩合は50%程度が限界とのこと。また耐病性が低く収穫量も少ない為、大変貴重な酒米となっています。

精米歩合ごとのお米の違いをわかりやすく展示しています。酒造に於いてはお米を「削る」のではなく「磨く」という言い方をすることが多いのですが、磨けば磨く(精米歩合が上がる)ほど雑味がなくなりスッキリとした味わいのお酒になります。逆に精米歩合が低い場合には雑味=旨味が多い酒になるともいえます。これは好みの問題ですので、どちらが良いとは一概にはいえませんが、お酒の味にうるさい主人(タカシ)は35%程度でも満足出来ないようです💦


精米歩合は普通酒(本醸造)70%・吟醸酒60%・大吟醸50%〜35%というのが一般的だそうです。

酒造りに使われていた道具が数多く展示されています。

現在は金属製のタンクや道具を使っているところがほとんどですが、昔は木製の桶や道具を使っていたのですね。お手入れが大変そう💦

見たことがない道具ばかりです。面白い形をしています。

樽酒が山積みにされています。一度でいいので鏡開きをしてみたいです💦

中庭

隣接する酒蔵との間にある広い中庭です。ここで記念撮影をする人が多いようです。

酒造りに使う樽(桶?)って本当に大きい!

さかみづ

こちらのさかみづ(酒水)はクセがなく、柔らかい味わいのお水でした。この日は本当に暑くて、生ぬるかったのが少し残念。


この後は利き酒をしたのですが、お酒を飲むのに真剣になりすぎて写真はありません真顔


売店でここ(大倉記念館)でしか買えないお酒や京都限定のお酒「京(みやこ)しぼり」を購入し、クール便で自宅に直送しました。


月桂冠大倉記念館を出て次の目的地まで徒歩で移動します。

黄桜カッパカントリー

京都伏見にある酒造メーカー黄桜が営業しているお店(居酒屋)で、記念館も併設しています。

黄桜といえば色っぽいカッパのCMで有名ですね。そういえば最近は見ないな…凝視

もしかして色っぽすぎてNGなのかな?

子どものカッパ像

泳いでいるカッパの像

そろそろ昼食をとりたいと思います凝視キリッ

黄桜9種飲み比べセット

飲む順番が決められています。左手前のにごり酒からスタートして右へと飲み進めます。

おざんざいセット

おばんざいって言うとカッコいいけれど、要するに和風のお惣菜とかおかずみたいな意味なのですよね?そういうことでしたら、これからは家でお酒のおつまみを作った時は「おばんざい」と言いたいと思いますニコニコミーハーS子

取り皿にも河童の絵が描かれています。

こちらは記念館です。CMに使われたカッパのイラストを描いた清水崑さんの原画等が展示されていましたが、写真撮影はNGとのこと。

中庭でビールを飲みました。左側が抹茶ビールで、右側がフレッシュチェリービールです。フレッシュチェリービールの方がフルーティーで美味しかったです。


お酒を飲んだら、次の目的地まで徒歩で移動。月桂冠大倉記念館方面へ戻ります。

酒蔵がある風景って素敵ですねニコニコ

川沿いを歩いていると十石舟が見えてきました。

観光客で満員のようです。

弁天橋の欄干には、琵琶と羽衣のマークがついています。

13時で乗船予約してあったので、少し余裕を持って到着しました。十石舟の乗船料は大人1500円・子ども750円でした。

⬆十石舟のURLを貼っておきます⬆

舟の側面に秀吉と書いてあります。

運良く船首左側(左舷)に乗船することが出来ましたニコニコラッキー★

のどかな風景が続きます。船頭さんは少しヤンキーっぽい感じの方でしたが、詳しく説明してくださいました。川なのに港町というのは伏見くらいで、全国的にも珍しいのだそうです。

三栖閘門

ここで一度舟を降りて三栖閘門資料館を見学します。

三栖閘門の上から見た風景です。

帰りの舟に乗って戻ります。本当に雰囲気が良かったです。

桜の季節や紅葉の季節も素敵でしょうねニコニコ

伏見に来た時は、また十石舟に乗りたいと思います。


せっかく伏見に来たというのに「まだまだ飲み足りない!」ということで、商店街まで徒歩で移動します。
次回へ続く