この記事は旧ブログ【鳥飼の自由研究室】(2020年1月14日の記事)より転載(再掲載)しました。

こんばんは、警視庁特命係の鳥飼S子ですニコニコ
三度の飯より刑事ドラマが大好きな私w
「太陽にほえろ!」から始まり、「西部警察」「はぐれ刑事純情派」「踊る大捜査線」「相棒」等は毎週欠かさずチェックしてました(笑)

2020年1月12日に、以前から気になっていた警察博物館へ行ってまいりましたニコニコあせる
ピーポくん
警視庁のマスコットキャラクターです。
東京都民と警視庁のきずなを強めるため「親しまれ、信頼される警視庁」をテーマに、警視庁のシンボルマスコットとして1987年(昭和62年)4月17日に誕生しました。名前の由来は、人々の「ピープル」と、警察の「ポリス」の頭文字を合わせたもの。腰には拳銃を装備したベルト(1994年3月まで警察官の装備として採用されていた負革の付いた帯革)を締めています。

ピーポくんのテーマソングでは「ピーポピーポピーポくん 警察官だよ 頭の上にはアンテナ(アンテナ)大きなお目目を見開いて 大きなお耳で情報キャッチ ぼくらの警察官♪」と歌われています。

なんとアニメ化までされているんですよ!
警察博物館 POLICE MUSEUM
東京都中央区にあります。
最寄り駅は東京メトロ銀座線 京橋駅(2番出口から徒歩約2分)です。

警察博物館は、警視庁の歴史と活動に関する資料を展示している日本の博物館で、警視庁内での正式名称は「警視庁広報センター」です。
建物入り口にパトカーが展示されています。
早速、中に入って見学してみましょうにっこり

■1階 受付・ピーポくん広場
受付には現役の警察官がいることも。
ここでしか買えないピーポくんグッズ等も販売されています。
1階は、主に警察車両が展示されています。
子ども用の制服の貸し出しも行っており、制服を着て写真撮影をすることができます。
パトカー(パトロールカー)
パトカーは元々白一色だったってご存知でしたでしょうか?
昭和28年(1953年)に白と黒に塗り分けられたパトカーが登場し、それまでの白色のパトカーも塗り替えられ、統一されました。
この車両はロータリーエンジンを搭載したスポーツタイプで、観音開きの後部ドアが特徴。
警視庁では交通取り締まり用に4台導入され、平成28年(2016年)3月まで運用されました。
展示の車両は、高速道路交通警察隊で使用されていた「高速31」です。
はるかぜ(川崎ベル式47G2型)
警察機動力の充実を図るため、全国の警察に先駆けて警視庁に導入・配備された、我が国の警察航空機第1号です。この機体は昭和34年11月~昭和51年11月まで運用されていました。
操縦席とエンジンがむき出しで、乗るのが怖い感じがします💦
赤バイ(インディアン1000CC)
消防にある赤バイではありません(笑)
ところで、消防赤バイをご存知の方はいらっしゃいますでしょうか?消防自動二輪車のことで、全国の消防署・消防団に約470台あり、台風・大雨・地震などの災害時にいち早く現場に到着し、情報収集をするのが主な任務です。
ちなみに大阪府警にはひったくり犯を追いかける青バイ和歌山県警には暴走族取り締まりを任務とする黒バイがあるそうです。

大正6年(1917年)、都内の自動車数は1300台、交通事故による死者数は年間51人、負傷者数は3600人にも達していたため、機動力のあるオートバイによる交通取り締まりの必要性から、米国製の車両を輸入され、車体の色から赤バイと呼ばれていたそうです。
警視庁特殊救助隊
こんなところに人が(笑)

首都直下型地震などの大災害に備えて設立された警視庁の救出救助専門部隊です。東日本大震災の教訓を踏まえ2012年(平成24)9月1日「防災の日」に発足しました。警察組織で災害専門の部隊ができるのは全国初で、東京消防庁などにあるハイパーレスキュー(消防救助機動部隊)の警察版です。大規模災害が発生した場合は都内だけでなく、広域緊急援助隊として全国に派遣されるほか、国際緊急救助隊として海外にも派遣されることも。警視庁警備部災害対策課に所属し、普段は訓練や警察署員らへの指導を行い、警察組織全体の救出・救助技術の向上にあたっています。

消防の制服はオレンジ(ハイパーレスキューはオレンジ一色)なのに対し、警視庁の特殊救助隊の制服はオレンジ

救助隊のマークは警察・消防ともに犬。スイスで救助犬として活躍しているセントバーナードがモチーフになっています。
■2階 人と街をともにまもる
"犯罪や事故の防止には都民の協力が欠かせません。ここで学んで、今日から役立つ防犯情報を提供します。

この階では、防犯と防災について学ぶことができます。

これはジオラマで見る街の防犯の展示です。ジオラマと手前にあるモニターで、子どもにもわかりやすく具体的な防犯の知識を身につけることができます。
テロの危険、見えますか?
ランドルト環に爆弾💣が混じっています(笑)
これはグッドアイデアですねニコニコ
自動通話録音機
特殊詐欺(振り込め詐欺)を防止するために、自動通話録音機や不審な着信をシャットアウトする機械が展示されています。

特殊詐欺の被害に遭わない為には、怪しい電話をとらないことが一番です凝視
■3階 事件・事故を解決する力
この階では、首都東京を舞台に事件・事故に立ち向かい、解決に導く警察の仕事を、体験型の展示を通して紹介しています。

これは警視庁京橋警察署 博物館交番です(笑)
中にはデスクが置いてあり、壁に交番の一日の様子が映し出されています。壁には本物の指名手配犯の顔写真なども貼られており、お巡りさんになりきることができます...(笑)

平成6年の警察法改正前までは派出所と呼ばれていましたが、改正後は交番が正式名称になりました。代でをするから交番です。わかりやすくていいですよね。

ちなみに駐在所は1人又は2人の警察官が駐在所に居住しながら地域の安全を守る活動を行っています。昔は家族も一緒に居住することが多かったようです。ここが交番駐在所の大きな違いになります。

ちなみに交番と駐在所は全国で約15000ヵ所あるそうです。
真相究明~科学捜査~
科学捜査研究所、いわゆる科捜研の様子を再現しています。
容疑者の指紋をさがせ!
この下にコーヒカップやペン、電話機などが置いてあり、どれかひとつを選んで台の上にのせると、モニターにその品物が映し出されます。画面を刷毛でなでると指紋が浮かび上がってくるのですが、時間内に決められた数の指紋を検出しなければゲームオーバー。
子どもには難しかったようです。
現場検証に使用する検視用具(一部)
色々な道具を使って慎重に現場検証(実況見分)を行っているそうです。腕章には左から立会人・鑑識課・見分官と刺繍されていました。
現場を大事にする警察官
事件・事故の現場は、犯行を裏付ける証拠が残されています。現場に到着した警察官は、現場の保全に努めます。その際に使われるのが立入禁止テープです。警察官は犯行の証拠を見逃すことなく、徹底的に調べます。
タイヤ痕を調べろ!
交通事故現場に残されたタイヤ痕から、タイヤを選んで当てるゲームです。
実際には、こんなにきれいなタイヤ痕が残ることは稀だと思いますが...(笑)
下足痕を調べろ!
床に残された下足痕(通称:ゲソコン)と靴箱に入った靴の裏を照合するゲームです。
こんなにベッタリと足跡👣を残す犯人がいるとは思えませんが...(笑)
ここに靴を置き、下足痕と一致しているかどうかを確認します。正解⭕or不正解❌は自動で判定してくれます。難易度は低いのですが、こういうゲームは新鮮で面白く感じます。
犯人を捕まえろ!
モニターに映し出された地図のどこかに犯人が隠れています。プレイヤーは警察官になったつもりで聞き込み(情報収集)をしたり、警察クイズに答えることによってアイテム(Pフォンや警察犬等)をGETし、犯人を逮捕します。
難易度は3段階に分かれており、時間制限もあるので、結構難しいと感じました💦

警察博物館では、アニメーションを使った映像作品や、警察官の仕事を疑似体験できる展示装置など、楽しく警察の活動を学ぶことができます。

子ども向けの展示は1階から3階まで、4階・5階はガラッと雰囲気が変わります。

■4階 首都をまもる~警視庁のこれから
■5階 時代とともに~警察の歩み

4階・5階は写真撮影禁止となっています。

続きはアメンバー限定でUPします。

お楽しみに...ニコニコ