こんばんは、S子です。

新型コロナウイルス感染症拡大防止の為、不要不急の県外への外出を自粛するようにと主人(※正確には主人の職場から)から言われています😥

そういうワケで最近は、週末の度に息子と一緒にをドライブすることが多いです。

まぁ、といっても赤城山がほとんどなんですけどね😅

赤城山は裾野が長い為、険しい山道...という感じではないのですが、一部区間にアップダウン&カーブが連続する場所があり、運転していてとても楽しい場所なんですよ。赤城山をドライブするのでしたら、国道353号(※一部区間にメロディライン有り)県道16号(※冬季は通行止めになるので注意)県道4号等がオススメです。

週末で天気が良い日は、県外ナンバーの自動車🚘やバイク🏍でいっぱい...あれれ?山にいれば安心じゃなかったの?🙄

そういうわけで今回は、4月3日(土曜日)に赤城山をドライブした時の記事になります。

この日は主人は仕事で不在でしたので、久しぶりに義母を誘って出かけました。赤城山をしばらくドライブした後、花見をする為に赤城南面千本桜へ行ったのですが、豚熱🐷が発生したとのことでアスファルトに石灰が撒かれており、感染防止の為に立入禁止になっていました。路上駐車を取り締まる為に群馬県警のパトカー🚓が何台も停まっていましたよ😥残念だわ〜

気を取り直して、大胡ぐりーんふらわー牧場へ行き先を変更しました。
大胡ぐりーんふらわー牧場
道の駅ぐりーんふらわー牧場・大胡は、群馬県前橋市にある国道353号にあります。
北関東一の高さ(22m)を誇るオランダ型風車が目印です。
敷地内には牧場・キャンプ場・アスレチック・レストハウス(レストラン)・直売所等の施設があり、家族連れに人気です。春は桜が綺麗なことでも知られています。

この日は赤城南面千本桜豚熱発生により封鎖されていた為、こちらに観光客が集中したようです。
公園入口にあった侵入防止柵には、可愛らしい雀が4羽とまっていました❤
オランダ型風車です。下は煉瓦造りで上は板張りになっています。羽根車に風を受けて回転し、風力から動力や電力を得ます。
桜🌸が満開でした。赤城山は平野部に比べて開花が2週間ほど遅いんです。
綺麗ですね〜☺
人生も半ばを過ぎると『あと何回、桜の花を見られるのかな...🥺』等と、少し感傷的な気持ちになりませんか?
奥には牧場(牛舎)があります。
花木農産物直売所 さんぽ道
地元で採れた新鮮な農産物や名産品が販売されています。ここのソフトクリームはとても美味しいのでオススメです😋🍦
店舗内はこんなかんじです。私はここで山菜(こごみ)を購入しました。おひたしや胡麻和えにすると美味しいんです。

時計を見ると12時、お腹が空いたのでランチにしようと思います。ここから国道353号を桐生方面に向かいます。
福豚の里 とんとん広場
群馬県は養豚が盛んで、ブランド豚🐷の銘柄は30以上、臭みがなくて柔らかくさっぱりとした脂が特徴です。豚肉を使った料理(とんかつ・カツ丼・すき焼き・もつ煮等)も群馬の名物となっています。

このお店は、赤城山の自然豊かな環境でのびのび育った極上の豚である林牧場さんの福豚をいただくことが出来るということで人気があります。豚肉を使った料理楽しむだけでなく、ソーセージや生ハム等の豚肉加工品(高級品なので価格は高め💦)を購入することもできます。テレビ番組でも何度か紹介されたことがあります。
店内の様子です。新型コロナウイルス感染症対策で席と席の間隔が広くとられています。この日は駐車場が満車で、外にまで順番待ちのお客さんが並んでいました。県外のお客さんが多いようです。
天井はドーム型。
足元にリアルな豚🐖の置物や...
カウンタにシェフの格好をしたカワイイ豚🐷の置物が置かれていました。
箸袋にも豚🐷が描かれています(笑)
ロースカツ 1500円
他にヒレカツや鉄板焼き、ポークカレー、ポークステーキ、すき焼き等があります。
脂の部分に甘みがあって美味しい❤
お味噌汁の具材は油揚げと菜の花でした。春を感じます。季節感があって⭕

食事が済んだら国道353号を下り、三夜沢の交差点を左折、県道16号を上ります。
赤城神社
赤城神社は群馬県前橋市三夜沢町にある神社で、関東地方を中心として全国に約300社ある赤城神社(うち群馬県内に118社)の、本宮と推測されるうちの一社です。他の赤城神社と区別するため三夜沢赤城神社とも呼ばれています。

古くから文武の神として、武将が崇敬した神社です。創建は祟神天皇朝の頃と言われる延喜式内社で、祭神は東国の治定にあたり上毛野君や下毛野君の始祖とされる豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)、国津神の代表的な神で国津神の主宰神である大己貴命 (おおなむちのみこと)

赤城南麓の人々の山岳信仰の象徴で、パワースポットです。
桜が咲いていました。ここは海抜570Mで平野部よりも気温が低いんです。この日は薄曇りだったので、上着がないと寒いくらいでした。
西瓜新都F採種之碑
鳥居の手前左側に西瓜の碑があります。なんでこんなところにスイカ🍉が...謎です🤔💦

石碑には「西瓜優秀品種F1新都は古谷春𠮷氏の作出になり名峰赤城山麓大胡町横澤に於いて昭和23年以来採種を行い今日全国的に普及を見るに至る………」と記されていました。品種改良の功績を讃えて建立されたようです。

この碑を建てるにあたって寄付をした人(団体)の名前がいくつ記載されていましたが、その中に『空母赤城会』という名前がありました。
航空母艦 赤城
軍艦赤城は、天城型巡洋戦艦の2番艦として起工された未成艦を空母に改造されたもの。三段式空母として完成したが、後に一段全通式空母に改装された。1942年(昭和17年)6月のミッドウェー海戦で沈没した。(Wikipediaより)

帝国海軍の戦艦や巡洋艦、空母には山や川の名がつけられていましたから、こういうものが日本全国にあるのではないでしょうか。
かわいい花が咲いていました。草花に詳しい義母も『綺麗だけど、何と言う名前の花木かわからないわ💦』と言っていました。
サワラ
サワラ(椹)はヒノキ科ヒノキ属の一種で、日本特産の針葉樹。赤城神社のサワラは樹齢推定250年・樹高28M・幹周295cm・根元周430cmで境内にあるアスナロ・巨杉・古木に混じって自生するサワラのうち最大で、樹形も美しいものです。
手水舎
赤城神社の手水舎は神池の中にあります。神池には錦鯉が泳いでいました。現在は新型コロナウイルス感染症拡大防止の為、手水舎は使用禁止になっていました。手前にテーブルが置いてあり、その上にあるアルコール消毒液で手を浄めます。
手水舎の水は龍の口から流れ出ています。
木が生い茂っていて、マイナスイオンが充満しています。赤城山のパワースポットと言われているのもわかる気がします。
赤城神社と松並木県自然環境保全地域
赤城神社参道松並木は、慶長17年(1612年)に大前田村の川東彦兵衛が太田金山から採取した松苗を寄進したのがはじめと伝えられています。現在は群馬県自然環境保全地域に指定され、美しい日本の歴史的風土準百選にも選ばれている松並木で、全国的に見ても貴重な歴史的文化遺産です。
社殿(拝殿)が見えてきました。
上野国赤城神社と書かれています。上野国と書いてこうずけのくにと読みます。かつて日本の地方行政区分だった令制国の一つで、東山道に属する群馬県の旧国名です。菊花紋章が掲げられているのは、豊城入彦命や大己貴命 を祀っているからなのでしょうか...🤔
社殿(拝殿)
随分と渋い拝殿ですね...。ここで息子の健やかな成長をお祈りしてきました。
境内は静謐な空気が漂っています。
ここから森の中に入ることが出来ます。進んでいくと、駐車場に出るようです。この日は倒木が道を塞いでおり、地面も泥濘んでいた為、通り抜けることが出来ませんでしたので、途中で引き返しました😥
赤城神社の湧水です。神域から湧き出る貴重な水ということで、休日には湧水を汲みに多くの方が訪れています。

ところで皆さんは、1998年5月3日に発生した「赤城神社主婦失踪事件」をご存知でしょうか?

千葉県に住む主婦の志塚法子(当時48歳)さんは、夫・義理の母・叔父・叔母・娘・孫の7人で参拝のため群馬県前橋市三夜沢にある赤城神社を訪れていました。神社へと続く参道はツツジの名所としても知られていて、ゴールデンウイーク中ということもあり、多くの人で賑わっていたそうです。しかし、その日の天気はあいにくの雨。その為、神社への参拝は叔父と夫だけが行くことになり、法子さんら5人は車の中で待機していました。しばらくすると法子さんも参拝に行くと言いだし、お財布から賽銭代の101円だけを取り出して、2人の後を追うように神社の方へと向かいました。法子さんが車を出た直後、娘が子どもをあやすために車外に出た時に法子さんの姿を目撃。法子さんは参道へと向かわず、駐車場から神社へと続く林道の中で佇んでいたそうです。

この娘による目撃を最後に法子さんは忽然と姿を消してしまいました。なかなか戻ってこない法子さんを心配して家族は付近を捜しましたが見つけることができず、すぐに警察に通報。群馬県警と地元の消防団も含めた大規模な捜索が10日間にわたって行われましたが、法子さんは現在まで見つかっていません。

ニュース番組で報道されたり、テレビ番組で捜索を呼びかけたりしましたが、手掛かりは掴めなかったそうです。
駐車場は森に囲まれていますが、遭難するほど険しいというわけではありませんし、崖なども見当たりません。自動車がないと遠くへの移動は無理です💦

家出説(駆け落ち説)や誘拐説、拉致説、神隠し説等、多くの説がありましたが、真相は闇に包まれたままです。(※自発的に家出をするには所持金が少なすぎますし、計画性がまったく感じられません。何か事件や事故に巻き込まれてしまったと考えるのが妥当ではないでしょうか?それか某国による拉致とか、見てはいけないモノを目撃してしまったとか...。

赤城山周辺には昔から神隠しの伝説があり、この山には杉ノ坊という大天狗が住むと言われていました。そのため、天狗に攫われたのではないか?と考える人も少なくなかったようです。

人が忽然と姿を消すというのは、ものすごく恐ろしい感じがします。私はこういう事件を耳にするたび、ふとしたきっかけで異次元にでも迷い込んでしまったのではないか...と想像してしまうのです。
境内でほころんでいた花の蕾です。一体、どんな花を咲かせるのか楽しみですね。

赤城山榛名山ほど観光地化されておらず、のんびりするにはぴったりの場所です😅

今回の記事はここまで。

次回の鳥飼の休日は日本最後の秘境・未開の地グンマーより、険道をいくを予定しています。

お楽しみに❤