湖東三山と西国薬師を訪ねて ~ その壱 | とり課長のとりりなお話

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少し前の話になりますが

3月27日・28日で湖東三山と西国薬師をお参りしてきたときの話です。

天気がよかったのでもしかすると桜がチラッとでも咲いてたら…と思いましたが

まったく…でした。

きのう(4/6)彦根市で桜の満開が宣言されたので今週末くらいが見頃でしょうね。

 

さて、27日の一か所目は湖東三山の善水寺。

JR三雲(みくも)駅の北西約2.6km岩根山の中腹にある天台宗の寺。奈良時代中期、和銅年間(708-714)に国家鎮護の道場として建立され、和銅寺と称していました。平安時代の初め最澄が入山、延暦寺(えんりゃくじ)の別院諸堂(べついんしょどう)を建立し天台宗に改めました。また、桓武(かんむ)天皇が病気になり、最澄が法力によって霊水を献上したところたちどころに回復したことから現在の寺名に改められました。
 宮殿風の趣をもつ荘厳でどっしりした構えの本堂は、天台仏殿代表で織田信長の兵火の時も唯一消失を免れ、国宝に指定されています。堂内には、本尊の木造薬師如来坐像をはじめ、梵天(ぼんてん)・帝釈天(たいしゃくてん)・四天王立像、高さ23cmほどのかわいらしい仏像ですが、奈良の東大寺の誕生仏に次ぐ秀作という金銅誕生仏(こんどうたんじょうぶつ)など、天平時代から平安時代を代表する素晴らしい仏像15体の他15体が安置され、いずれも見ごたえのあるものばかりです。
<国宝>本堂
<重文>木造兜跋毘沙門天立像 木造持国天立像 木造増長天立像 木造四天王立像(4躯)木造不動明王坐像 木造僧形文殊坐像 金銅誕生釈迦仏立像 木造金剛二力士立像(2躯) 木造薬師如来坐像 木造梵天立像 木造帝釈天立像

【滋賀・びわ湖観光情報より引用】

もちろん諸仏は撮影禁止。ご本尊は秘仏。

令和4年4月29日(金)から5月5日(木)まで、重要文化財 金銅釈迦誕生佛が公開されるそうです。

 

桜や紅葉が似合いそうなお庭

 

お寺の由来ともなった善水がいただけます

令和4年3月寄進とありましたから、つい最近掘削されたもののようです。

 

続いて金剛輪寺

こちらは結構長い参道500mの両脇に

お地蔵さまが風クルマを持って

ずらりと

ここを夕暮れにひとりで歩くのは少し勇気がいりそう

湖東三山の一つで、奈良時代に聖武(しょうむ)天皇の勅願により行基が開山した天台宗の寺院。本尊は行基の作と伝えられます。また、源義経(みなもとのよしつね)が義仲追討の武運必勝を願い太刀を寄進したり、北条時宗が佐々木頼綱に命じて元軍降伏の祈願をしたといわれます。 山門から本堂までサツキに囲まれた石段が続き、山岳城郭であったころの趣を今なお残しています。石段を登りつめたところに、当時の僧の機智により織田信長の焼き打ちによる焼失の難を免れた本堂大悲閣、三重塔、二天門があります。本堂大悲閣は、鎌倉時代の和様建築の代表とされ、国宝に指定されています。本堂前にある二天門は室町時代の建立で、最初、八脚門と呼ばれる楼門でしたが、江戸時代に二階部分が取り壊され現在の形になりました。三重塔は大悲閣(だいひかく)より古いものですが、荒廃したままとなっていたため、昭和49年(1974)復元されました。 ツツジやシャクナゲの名所としても知られ、山門脇に塔頭の常照庵(じょうしょうあん)が草むらに埋もれ残っていて、寺宝にも見るべきものが多いです。また、厄除けのかぶら汁が接侍される初観音や、大きな数珠(じゅず)を回して念仏を唱える千体地蔵盆など有名な行事もあります。<国宝>本堂大悲閣<重文>三重塔 二天門 木造阿弥陀如来坐像(2躯) 木造十一面観音立像 木造不動明王立像 木造毘沙門天立像 木造慈恵大師坐像(2躯) 木造四天王像 木造大黒天(日本最古) 銅磬

【滋賀・びわ湖観光情報より引用】

こちらの本堂も国宝

本堂周囲と庭園内の紅葉は「血染めのモミジ」と称されるそうです

お地蔵さまが兵馬俑みたいに…

庭園

 

 

庭園では

あちこちにショウジョウバカマが咲いていました

金剛輪寺の駐車場に10台ほど「有害鳥獣駆除」との札を掲げた軽トラックの一団がいらっしゃいましたが、我々が下山するときにどこかへ移動されて行かれました…

 

そして初日の最後は西明寺

湖東三山の一つであり、西国薬師第32番霊場でもあります。

湖東三山の一つに数えられる天台宗の寺。平安時代、仁明(にんみょう)天皇の勅願により三修上人が開山したと伝えられます。戦国時代には兵火のため荒れ果てていましたが、江戸時代中期に望月友閑(もちづきゆうかん)によって再興されました。
 門をくぐると参道が続き、山坊跡の石垣が散在しており、平安、鎌倉、室町時代を通じて祈願・修行(しゅぎょう)道場として栄えたことがうかがわれます。幸い織田信長の兵火を免れ、飛騨(ひだ)の匠によって建立された本堂や三重塔や二天門が残されています。
 本堂は、鎌倉時代初期に建立された建造物で、釘を一本も使わない純和風建築です。鎌倉の様式がよく保存され、国宝第一号に指定されています。
 本堂の右方に立つ三重塔は、総檜(そうひのき)の優美な姿の塔といわれ、初層内部に極彩色で金剛界の三十二菩薩など鎌倉時代の極楽浄土が描かれています。本堂と同じく釘を一本も使わない純和風建築で、国宝に指定されています。正面両脇に増長天(ぞうちょうてん)、持国天(じこくてん)を祀る二天門は、室町時代に建立され、重要文化財に指定されています。
 また、紅葉の名所としても有名ですが、不断桜があり、紅葉と桜を同時に見ることができます。

<国宝>本堂 三重塔
<重文>木造薬師如来立像 木造釈迦如来立像 木造不動明王および二童子像(3躯) 木造二天王立像、絹本著色十二天画像 錦幡 石像宝塔 二天門
<史跡・名勝>西明寺本坊庭園
<県指定>木造十二神将 木造二天王立像 絹本着色文珠菩薩像 唐櫃 法華経板木 紺紙金地蘇悉地羯羅供養法巻上 金銅錫枕頭 金銅密教法具
<県指定天然記念物>西明寺不断桜

【滋賀・びわ湖観光情報より引用】

【西明寺庭園】
 江戸時代中期に、望月友閑(もちづきゆうかん)が小堀遠州の庭を手本にして作庭したといわれる池泉回遊式蓬莱庭園です。 山の斜面を上手に利用し、枯滝を中心に刈り込みや心字池を配し、池の中には折り鶴の鶴島や亀島がみごとな調和を見せています。 また、斜面に配された石組みは、薬師如来をあらわす立石、日光・月光の三尊仏、十二神将など仏を表現しています。また、園内には石屋弥陀六の作と伝えられる燈篭などがあり、国指定の名勝庭園となっています。

こちらも国宝

ご本尊の薬師如来は秘仏で、その御前立も秘仏(@_@)

ですが今年は寅年ということで御前立の薬師様が特別公開中。

寅の上に載っていることから「寅薬師」とも。大変珍しい仏様だそうです。

写真はお寺様のHPより拝借しています。ご開帳は12月8日まで。

 

西明寺を拝観中、山の下の方で「パンパン」という乾いた音が、断続的に聞こえました。わりと近いし…

先程の有害鳥獣駆除の方たちが発砲されているのでしょうか?

ほかの拝観者の方と思わず顔を見合わせてしまいました。

 このあとは彦根市で早い晩御飯を済ませて、琵琶湖東岸を北上し長浜市のお宿に向かいました。

 

 

続きますウインク