阪神淡路大震災の記録2 | 阪神淡路大震災の記憶と記録

阪神淡路大震災の記録2

最初はガタガタと揺れ始めたのだろうと思います。母が起こしたか、どうかは覚えていませんが起きて気がついた時は震度3位でした。
なかなか、収まらない揺れはどんどん酷くなり。揺れていると感じていた物が次第に下からどんと押されてる様な感覚も感じました。
時間にするとどれくらいだったのか分かりません。

母は目の前にある、和だんすと学習机が倒れてくる、危険を感じました。
私はとにかく家の外に出るたいと思いましたが母はそれは危険だと言い、私はマジかよ~と思っていましたね。
じゃぁ部屋にある押し入れに入ればいいのでは、ないか?と提案しました。
母は本間や!と言い、私と弟を押し入れに入れて3人でとにかく揺れが収まるのを待ちました。

でも揺れが収まる所かどんどん酷くなり、私も怖いというか何が起きているのか分からないという状況が正しいと思う感情でした。

それなのに、母はキャーキャーと大声で叫びあげていて、私は「お母さんうるさい!」と怒りました。

お母さんはほんまやね。って答えたと思います。

普通、怖いときって声が出ませんよね?
今考えても、不思議でしかたありません。

とにかく長い間揺れは続きました。
でも、今調べていると強い揺れの時間は15秒ほどでした。


とてもじゃないですが、そんな短い時間だと思えませんでした。


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私が4年生の時に経験した事ですが、息子が4年生になりました。息子に読んで貰ってなんとなくこの経験を記していこうと思っています😊