2011年1月8日 | 基本はいつもスタンドプレイ

2011年1月8日

この日から暦的には3連休でした。


1月9日の「再生DVD発売イベント」の存在はもちろん存じ上げていましたが、本来、上京する予定は

なかったのです。事前に航空券を買っていなかったので・・・ね。


もっともこの時期というのは、仮に事前に航空券を買おうとしても、年末年始に近いこともあって、

「事前購入割引」というのがないため、結構高くついてしまうのですよ。ANAとかJALだと、往復で

83000円くらいかかるのかな。スカイマークだとその半額くらいで済みますが、早めに売り切れて

しまうのがネックです。実際に「帰り」の方は売り切れていましたし。


ところがぎっちょん(死語)、昨年末に行われた「有馬記念」の勝馬投票券の結果が・・・・なんと言うか

ごにょごにょ(安藤なつさん風味)だったので、急きょ参戦することにしたのです。


というわけで、今回はその3日間のボク自身の行動を、誰も望んではいないのですが、書いてしまおうと

思っております。


なお、あらかじめ申し上げておきますが、鳥居さんファンの方は「1月9日編」だけ読んでいただければ十分

だということを伝えておきます。



12::00に旭川発のスカイマークで出発。この便、以前は羽田までの直行便だったのですが、数か月前

から、旭川→新千歳空港(札幌)→羽田という経由便に変わっておりました。海外に行ったことはないし、

大阪に行った時も、羽田で降りて新幹線というルートを使っていましたので、経由便は初の経験。

羽田を出たのが15:30くらい。ここからまず新宿に行って、幡ケ谷まで行きました。初めて降りた駅です。



【せじけん】



千原せいじさん(「千原ジュニアさんの兄」の方が通りがいいかも)が経営している居酒屋です。

場所は幡ケ谷駅から歩いて3分くらいのところにある「ブックオフ」の2階にあります。


この店のウリは、働いている人間が全員「芸人」であるということ。もっとも、ボクが従業員全員の

名前を見たところ、知っているのが「4人だけ」でしたし、ボクが行った時に名前を知っていた芸人は

たったの1人でした。飛石連休の石見くんだけです。ちなみに石見くんは、17:40ころ厨房に出てきて

カウンター席にいたボクの目の前で、ずっと洗いものをしていました。ボクが帰るまでの20分ずっと。

あと、これは言っていいことかどうかわかりませんが、麻雀で9000円負けたそうです。


お通し(315円です)が「数の子」っていう店は初めてでした。おせちの余りものかと思いました。

溶岩プレートで焼く「せじけん溶岩焼き」というのがメニューにありまして、鶏のももを頂戴しました。

これはおいしかったです。ただプレートがあったまるのに結構時間がかかるんですね。

火力を小さめにするのがコツだそうですが、時間がかかりそうだったので、火力を自分で大きくしたら、

さりげなく小さくされました。ボクは何か間違っていたのでしょうか?


ざっくりと感想を述べると、「居酒屋」という感じではないかもしれません。ビールの値段が、大735円、

中472円、小367円ですから、わいわい飲む居酒屋ではありません。1時間くらい食事をする場所、

という感じでしょうかね。パーティープラン(飲み放題)というのはありますが、「90分」ですしね。

食べるものは十分おいしかったです。自分が好きなものばっかり頼んでいたのを差し引いても。

でも料理が出るまで時間がかかりすぎかな。ボクが行ったのは開店直後でしたが、満席でないのに

少し出てくるまでが遅かったですね。なのでビールばっかり飲んでいました。大を1杯、中を3杯かな。

1時間しかいなかったのと、この後も予定がある割には多いでしょ。


店を出たのが18:05くらい。これから中野の「野方」という駅に向かいます。これも初めて降りる駅です。



【おもちゃ箱ライブ】



8日の夜は特に予定はない、正確に言うと、どっかのお笑いライブを見たかったけど、どこでやっているか

わからない状態だったワケですが、マリアのイー☆ちゃんのブログを前日に眺めていたら、ここに出ると

いう情報がありました。主催者のブログを見たら、サンミュ芸人も多かったのでここに決定。


野方南自治集会所の場所は駅から近くてわかりやすかったです。以前「中野twl」に行った時の不安さ

を考えたら天国のようでした。本来はもっと近くて大きい「野方区民ホール」という「ハコ」で行う予定

だったようです。でもハコが取れなくてやむを得ずここになったそうです。


場所の様子を書きますと、「自治集会所」というだけあって、何か町内会の予算を決めたあとの宴会場

みたいな雰囲気の場所でしたね。何しろ全体が1部屋なので「楽屋」というものはありません。なので

黒い幕で会場を区切って、そこから中が「楽屋」と言い張っていました。着替えは外でやったらしいし。


主催者である「こあら王子さん」(実際コアラ顔しています)の前説のあと、MCである朝倉小松崎登場。

小松崎くん(ギターをひかない方)が、ある営業中一緒に出演していた、先輩である小島よしおくんに、

「お前俺と顔が似てるし、海パン貸してやるから、俺のフリして舞台に出ていけ」というむちゃぶりをされて、

実際出て行ったら歓声が「ウォォォォォォォォォォ・・・・・・・・・・違うよね?」に変わっていった話をしたあと、

いよいよライブスタート。



あんぺあ
ちぇんちぇん
見た目が邦彦
うめやん
ワンツーギャンゴ
きよまき
ピンボケ太郎
イーちゃん
寺¨X


中MC&トークタイム


姫くり
フライングマン
めいどのみやげ
123☆45
朝倉小松崎
ヲタル
スギタヒロシ
カズミファイブ

(追加としてポップコーン兄弟)



全部ではありませんが、印象に残った、面白かった芸人を紹介します。



・ワンツーギャンゴ


 「モテ男と教師」 先日のプレGETシアターで「歩くセクシャルハラスメント」というのをやったそうですが、

たぶんそれでしょう。キスマークがつきまくっていた男と教師のコントです。個人的にはこの日の1番。


・ピンボケ太郎


 「紙芝居桃太郎」 桃太郎の紙芝居をやろうとしたところ、順番が違っていたり、関係ない話が混じって

いたり、なぜかブルドーザーの写真が入っていたけど、仕方ないからそのままやった話。

ピンボケくんへの感想は、セリフはまだお勉強中だけど、「間の取り方がうまい」ということ。

この1人コント自体が「間」の重要性が高い話だけに、安心して見ていられました。個人的にはかなり好き。


・イー☆ちゃん


小雪です。CM風の音声に合わせて(口パクだけど)しゃべったり、アクションをしています。

イー☆ちゃんブログに書いてあったR-1用のネタはたぶんこれでしょう。

相方ゆみみさんが舞台に出るために、今回はピンでの登場でした。


・寺¨X

「¨」は濁点です。これで「でらっくす」と読みます。この日最もお客さんの支持を受けたコンビでした。


・中MC&トークタイム


MCはこあら王子さん。ゲストはM-1ぐらんぷりで、かつて敗者復活戦を勝ち上がったオードリー、

NON STYLE、パンクブーブーを会場まで連行していったという、タクシー運転手の原田さん。

詳細は・・・・覚えていないな。


・フライングマン


元ザクマシンガン石川と、元フィフティーカーニバル五十嵐(顔がぬらりひょんの方)のコンビ。

久々に五十嵐くん見たけど、やっぱりキツいわ。コントのデキは・・・まずまずかな?


・123☆45

これ一発で読めたらスゴいです。答えは「イズミ☆ヨーコ」


・朝倉小松崎


「ツッコミの練習」 やり取りが少しかぶってしまう彼らの悪いクセがちょっと出ていたな。


・ヲタル


「節子一人にしないでくれ」 火垂るの墓の主人公に扮したヲタル氏が、売れない現状を嘆く。

芸歴15年以上ある芸人の自虐ネタは、どうしてどれもおかしいんだろう。


・スギタヒロシ


「モンスターに浸食された男」 おなかから飛び出したちょっと可愛いモンスターとの漫才。客支持第2位。


・カズミファイブ


漫談。元サンミュ芸人だけど、ネタを見るのははじめて。客支持第3位。



・エンディング


来ていただいたお客さんへのプレゼントとして、開始時にお客さんに配った「トランプの半分」を使っての

抽選会が行われました。もう半分をMC朝倉小松崎が引いたら当選。景品は希望する芸人さんのサイン。

ただ、配っていないトランプまで混じっていたため、しばらく誰も当選しないという始末。

当選者が出たと思ったら、当たった相手が、客として来ていた芸人大神クヒオさん。しかも、サインを

もらう相手に、こちらも客として来ていた、みつまJAPANさんを選ぶという体たらく。

最終的にはこあら王子さんが「サインほしい人はいませんか」と客に聞く始末。もっとも、そのおかげで

ボクもイー☆ちゃんのサインもらえたんですけどね。イー☆ちゃんいわく、「不完全なサイン」ということで

サインの写真はなしです。


終わったのが21:05。「実費になるけど、打ち上げに参加できます」という甘い誘いもありましたが、

ボクはもう一つ見なければいけないものがあったので、行きつけのネットカフェがある池袋に行きました。



天才脳みそ夫の臓器が出るテレビ 】 



この番組の存在は、実を言うと「アメトーーク」の放送前から、この日のゲストである大村小町さんの

ブログで知っていたんですね。しかも大村さんの今年最初の仕事が、この番組だという。ある意味、

「脳みそ夫(プチ)バブル」の恩恵を最初に受けた芸人というべきかもしれません。大村さんは。


放送の様子はアーカイブを見ていただきたいのですが、脳みそ夫さん、本当に売れたかったんだなぁ。

と切実に感じましたね。ホントに。最初の方のむず痒いくらいの鳥居賛美もすごかったな。



後半駆け足っぽかったけど、報告終わり。「1月9日編」でお会いしましょう。