「父」です。

先日、長女とドライブをしたことを書きましたが、道すがら気になったものがいくつかあったんです。
道路わきにひっそりと建てられたそれは、いつの頃からか爆発的に増殖しました。
赤く塗られた木材を組み合わせて作られており、まるでミニチュアの鳥居のようです。
というか、鳥居です。
信心深くない私ですが、鳥居は神域と俗世を分ける門のようなものという認識でいます。
そんな鳥居をあちこちに乱立させても大丈夫なのでしょうか。


それらミニチュア鳥居は、ゴミの投げ捨て防止にと建てられたものだと聞いたことがあります。
確かにゴミが捨てられやすい場所に建てられていることが多い気がします。
鳥居のある場所にゴミを捨てたら罰が当たるんじゃないかという心理が働き、ポイ捨てが抑制されるというシステムらしいです。
しかし、信心深い人がポイ捨てなどするのでしょうか。

ゴミを捨てていくような奴らは、元から鳥居の意味を知らないんじゃないですかね。

誰かがミニチュア鳥居の有効性を調べてくれないもんかな。

数値的に確かにポイ捨てが減少したというデータがあればいいんですけどね。

 

そもそも、ゴミを何も思わず捨てていける奴がいるのが不思議でなりません。

私は小学生の頃、クラスの皆で通学路のゴミ拾いをしたことがあります。

そういう経験のある人は多いんじゃないでしょうか。

そこでゴミのポイ捨ては悪いことだと学ぶのです。

しかし、大人になると平気で捨るようになる変種も存在します。

どこでどう道を誤ったんですかね。

親の影響でしょうか。

親が気軽にポイ捨てをしていれば、それを見た子どもも捨てるようになるんじゃないかな。

ゴミをポイ捨てできる生物が駆逐されれば、ミニチュア鳥居も必要なくなるのに。

 

ミニチュア鳥居が悪いわけではありませんが、景観を損ねるのもまた事実。

難しいですよね。

捨てられたゴミを片付けている方からしたら、何かに頼りたいであろうことも分かります。

景観を損ねず、ゴミのポイ捨ても抑制されるものがあればいいんですが。

何かないかな?

あ、そうだ、各政党の広報看板なんかどうだろう?

ポイ捨てされやすい場所に政党関係なく立てるのです。

所々に設置されていて景観を損なっている広報看板を、一か所に集めることで被害を減らすことができます。

そして政党が競い合い、ゴミのポイ捨てを減らせるような看板を作るんです。

秀逸なデザインであれば名前を売ることもできるかもしれません。

我ながら良い考えだ!

どうですか?政党の偉い人。