どうも、鳥母です。

 

最近ニュースだの雑誌だので、「体験格差」って言葉をよく聞くようになりました。

親の学歴や所得が、子どもの体験に影響を及ぼすという…

 

これさー、どうなのかなあと思います。

なんつーか、経済力云々もあるんだけど、「どこにお金をかけるか」は各家庭によって違うわけで。

特に今の日本みたいに総中流、って経済力になっちゃうとさ、レジャーだの塾だの、際限なくお金使えないよね。

 

うちには二人子どもがいるわけですが、子育ても終盤。一番お金がかかる時期です。

こういう時期、知り合いと立ち話で「もうカッツカツだよー」「どこも同じよ~」なんて会話をしたりします。

「入学金高くて死にそう、奨学金使わせるかどうか」なんて会話してた相手が、なぜか翌月海外旅行に行ってたりする。

私だったらその何十万かを教育資金に取っておくけど、きっとあの家庭は体験を大事にするのでしょう。

 

うちは大掛かりな旅行、ほとんどいかないです。

塾も必要最低限、どうしても行かなきゃもう無理だろう、って時だけ通いました。

「いやいや、最初から塾に行って学力を上げておくことで、進学先が国公立で学費がお安く」

って考え方もあるのでしょうが、それは子どものやる気あってこその話…

いやいややっても身につかないのは、過去の習い事でわかっています。

6年かよって25m泳げるようにならなかったスイミング。

もはや足し算しか覚えていないという、3年くらい通ったそろばん。

ピアノだって5年くらいは通ったはず。弾いてるところ見ないから、今も弾けるかは謎だけど、楽譜は読める模様。

いやいや、体験、体験だから…

 

 

高2の次女から、海外旅行経験者、楽器が弾ける、そんなお友達の話も聞きます。

様々な体験をさせてもらって、それをモノにした子たちなんだなと思います。

しかしです。

次女が学校で料理をして、卵を割ったらすごいと讃えられたそう。

鶏肉切れない子がいたとか、ネギ切ってって言ったら定規で測って1個ずつ切ってたとか、すごい話を聞きました。

 

 

子どもの体験に「経済力」も必要、それは事実です。

だけど、「親がちゃんと子どもに向き合った時間の過多」もある気がする、体験格差。

おうちにいても体験できること、あると思う。

ただね…

総共稼ぎ時代に突入した今、「体験」を外注しないと回らないから、経済力の有無がこんなに叫ばれるんだろうなあ…