「父」です。

ドリームキャストをご存じですか?
セガが開発した家庭用ゲーム機です。
セガはこのドリームキャストの大失敗で家庭用ゲーム機の販売から撤退したという経過があります。

このドリームキャストで遊びたくなったんです。
例によってパソコンで。
そのためのエミュレーターを用意しました。

しかし、ここで問題が。
ゲームデータをパソコンで吸い出すことができないんです。
ドリームキャストは、CDでもDVDでもない独自規格のGD-ROM(Gigabyte Disc ROM)という媒体を使用しているんです。
パソコンのドライブはこのディスクに対応していません。
そのためにドリームキャスト本体を使用して吸い出しをしなくてはいけないんです。

しかもどの本体でもいいわけではなく、1998~1999年に製造された本体でなくてはいけません。
※2000年製造の物も僅かに対応しています。
私は本体は持っていなかったので、パソコンで遊びたいのですが本体を買うことになりました。

購入はペイペイフリマを使用することに。
メンテナンス済みで、吸い出しが可能な本体(MIL-CD対応)を探しやすかったからです。
で、さっそく購入。
これで本体は手に入りました。



しかし、ここから更に手を加えなくてはいけません。
吸い出し用のソフトを入れたCD-ROMを用意します。
そのCD-ROMをセットし、ドリームキャストを起動。
吸い出しを始めます。
テレビには懐かしのMS-DOSのような画面が映し出されました。
それを眺めること20分、吸い出しが完了しました。

パソコンに吸い出したデータを移し、エミュレーターを起動。
ゲームリストに吸い出したゲームが追加されています。


今回使用したエミュレーターはREDREAMです。
BIOSが必要ないエミュレーターですが、本体から吸い出したので使用することにしました。
その方が再現度が高いようなので。

吸い出したゲームは、サクラ大戦3です。
きちんとスクリーンショットも撮ることができました。



吸い出しには本体の他に、データを記録するためのSDカードを本体に接続する機器も用意しています。
ドリームキャストの吸い出しは、結構手間がかかります。
しかし、これでゲームライフが充実します。
積みゲーを増やさない程度に堪能しようと思います。