「父」です。
今回の記事はプレイステーションポータブル(PSP)のゲームデータの吸い出し方法について書こうと思います。
備忘録を兼ねています。
どうも忘れっぽいんですよね。
大事なことから忘れていっちゃいます。
ということで、これがPSP。
2004年12月にソニー・コンピュータエンタテインメントが発売した携帯型ゲーム機です。
同時期にニンテンドーDSも発売されていて、販売数ではDSが勝利を収めています。
PSPはいい機体なんですけどね。
さて、PSPのゲームはUMDと呼ばれる独自規格のディスクが採用されています。
そしてゲームを始めるわけですが、ここで気になることが一つ。
それがディスクの回転音です。
シュンシュンと結構な音がするんです。
夜中、寝ている妻の横でプレイするのは気が引けます。
そこで考えたのがゲームデータを吸い出し、UMDなしでプレイするという方法です。
そのためにはPSPの改造が必要になります。
改造といってもハード的にではなく、カスタムファームウェア(CFW)というソフトを導入します。
CFWを導入すると、公式のシステムソフトウェアでは起動できないプラグインや自作ツールも動かせるようになります。
もちろんCFWは公式には認められていないので、一切のサポートは受けられなくなります。
その点だけ注意が必要です。
と書いてから気が付きましたが、すでにPSPのアフターサポートは終了しているんでしたね。
では導入を。
まず初めに「LME Installer for 661」と「LME Launcher for 661 」というソフトをメモリースティックに入れます。
入れる場所はPSP¥GAMEフォルダです。
そしてXMBからゲーム>メモリースティック内にあるInstallerを実行します。
実行すると英語で何か聞かれますが、インストールをするためには「×ボタン」を押す必要があります。
日本だと「〇ボタン」が決定なんですけど、海外では逆なんですよね。
その後、自動的に再起動されるので、続いてLauncherを実行すれば改造完了です。
なお、この方法ならPSPの電源を切ると無改造状態に戻ります。
電源を切っても改造状態を維持するソフトもあるようですが、私はそちらには手を出していません。
続いて用意するのは「PSP Filer」です。
これを使い、UMDを吸い出します。
PSP Filerを入れる場所は、Installerと同じ場所です。
準備が出来たら、XMBからゲーム>メモリースティック内のPSP Filerを実行します。
ここで「△ボタン」を押すとメニューが表示されるので、「Rボタン」を押してUMDの吸い出しを始めます。
保存ファイル名を聞かれたら任意のファイル名を入力します。
吸い出しにかかる時間はゲームの容量によって変わりますが5~15分くらいです。
これでUMDを入れなくてもゲームがプレイできるようになりました。
もちろんディスクの回転音もしません。
さらに読み込み速度も上がっている気がします。
皆が寝静まった夜中でも、気にすることなくゲームをすることができます。
と、ここで問題が。
老眼の私の目では小さな画面では文字が見えにくい時があるんです。
そこで用意したのが「PPSSPP」というエミュレータ。
これならパソコンでPSPのゲームができるんです。
先ほど吸い出したゲームデータは、メモリースティックの「ISO」フォルダに入っています。
そこからパソコンに移せばいいんです。
こんな感じにパソコン上でプレイ出来ちゃいます。
ただこのPPSSPPでは、きちんと動作しないソフトもありました。
その場合はPSPでプレイすることにします。
さて、以上がUMD吸い出しの備忘録ですが、最後に重要な点を一つ。
吸い出したUMDはキチンと保管しておきましょう。
売ったりしちゃダメですよ。
※今回使用したソフトたちのダウンロード先は、ググればすぐに見つかると思うので紹介しません。