どうも、鳥居庵母略して鳥母です。
割と最近気づいた中学校の教育に関するネタがありまして…
今の中学生って、中学校新出漢字を書けるように練習しないんですよ…!
高校受験で出題されるのは小学校で出た漢字までだから、中学新出漢字は読めればいい、とのことで…
嘘でしょう、なにそれ?
と、私は思いました。
長野県名物(←よく言われてる)の「白文帳」という漢字練習ノートで、さんざん漢字の書き取りをやった自分の中学校時代を思い出します。
毎日一ページ、提出が義務でした。
あの頃は部活の後塾に行って、さらに宿題なんかやらなきゃで、あーもー!きーっ!ってなってましたが…
そのおかげで今がある、というのも事実。
アラフォーになって受ける採用試験だって、漢字の書きや英単語や簡単な計算を求められる「一般教養」があるわけですし。
娘たちは、今年から学習指導要領が変わって、「家庭学習を評価しない」ということになったそうで、漢字ノート、数学、英語、ほぼ毎日の宿題がないんです…
ただ、これは学校によるみたいですね。
内申書の評価に加えることはできないけど、提出課題は残っている、という学校もあるみたいです。うちの娘たちの学校もそうだったらよかったのに…
それにしても、宿題なしで本当に大丈夫なの?宿題でなきゃ、中学生が自発的に勉強なんかするわけないじゃん。
文部科学省、馬鹿なの?
結局家庭の裁量で、足りないと思えば塾に通わせるということになり、家庭の考え方や経済力の違いで、ますます教育格差が出るんじゃないかなあ…
まあ最近はこんな意見もよく聞きます。
「これからの社会は読めさえすればパソコンやスマホで変換できるし、計算も計算機使えばいいんだから大丈夫」
でも、疑問に思います。書けない漢字の誤変換に気付くことはできるのか。自分で計算できない問題の式を立てることはできるのか。
教育って長いスパンで見ないと結果が見えてこないから、うちの子たちが就職するころに「漢字書けない世代」とか言われちゃったらやだなあ…
文部科学省に言いたい。教育改革は現場の声をもっと聴いて、本当に慎重にやってほしい。