どうも、鳥母です。
一家そろって本の虫なので、子どもと図書館に行っておすすめを聞かれる…
そんなことが良くあります。
なので、うちの娘たちは古い本も読んでいる方だと思います。
昭和の小学生が面白かった本を薦めますからね。
でもでも、時間がたっても面白い本は面白いんですよ。
ジュール・ヴェルヌの『神秘の島』、長女にすすめたら長女も「手元に置きたいほど」のお気に入りです。
ヴェルヌと言えば『十五少年漂流記』の方が有名だけど、主人公たちが子どもですからね、出来ることに限りがある。
子どもたちは船に積んであった物資をもとに無人島で過ごすわけです。
対して『神秘の島』は、無人島に漂着ってとこは同じなんだけど、大人がほとんど物資を持たず漂着するわけですよ。
知識があるってこんなにすごいの?
この人たち、アザラシ狩って皮でふいご作って、製鉄しますからね。
そんなわけで、割と子どもたちに「面白い本ない?」と言われるのは日常茶飯事なのですが、当然すすめても食いついてこない本もあるわけです。
「おもしろいのになー」と残念に思っていたんですが…
すすめた直後に読まなくても、実は後になって読んでる…ということが最近何回かありました。
ひとつめは長女にすすめた『アラルエン戦記』ジョン・フラナガン。英米文学です。
すすめたときは6年生くらいで、「面白くない」って言ってたのに、中学に上がってから再読して「面白い!」て言って一緒に続刊を待ちました。今は完結してます。
中世くらいの世界で、孤児の少年の成長の物語です。長いので、ちょっと内容説明が一言で言えないので興味のある方は検索してください…
ふたつめは、次女にすすめた『絵はすぐに上手くならない デッサン・トレーニングの思考法』成富ミオリ著。絵の指南書です。
美術部に入った次女にすすめたんですが、これまたすぐには響かなかった。
でも、先日からリビングに転がってて。どうやら次女が借りてきたらしい。
「なるほどね~」とか言って読んでます。
今は、響いてる模様です。
うん、本ってそれぞれの人に「読みごろ」があるもんですね。
響くまで、気長に待ちつつ本を薦めて行こうと思います。