「父」です。
先日、中学生の娘たちが新聞紙を棒状に丸め、それを輪ゴムで留めていました。
何をするのかと見ていると、柔らかいゴムボールを持ち出し、それを転がしながら打ち合い始めました。
それも楽しそうにです。



我が家ではあまりオモチャを買い与えては来ませんでした。
そのせいか、娘たちは身の回りの物を使い、工夫しながら遊んでいます。
遊び自体は中学生とは思えないほど幼いですが・・・

小さな頃にどこからか頂いたルービックキューブもどきが今のブームらしいです。
一面しか揃えられませんが、それでも楽しそうに遊んでいます。



私自身は比較的、物を与えられて育った方だと思います。
特に祖母からオモチャを買ってもらっていました。
そうやって育ったせいか、自作のオモチャで遊ぶ娘たちを見て不憫に思うこともありました。
しかし、娘たちはオモチャを欲しいとは決して言いません。
それを見て、また不憫に感じてしまう自分がいます。

ところで私はゲーマーです。
かなり重度の。
同じゲーム機を複数台所持したりもしています。
それもあって、娘たちには小さな頃からゲームをさせてきました。
しかし、ゲーム機を買い与えてはいません。
ゲーム機は私の物で、それを貸してあげるというスタンスです。
そのため、ゲームをしたくなった場合は、私に申告してから遊ぶようになっています。
某名人の教えに従い、一日1時間という約束で貸しています。

さて、私は毎月おこづかいを支給されています。
妻からは、おこづかいの範囲内であれば何を買ってもいいと言われています。
大半はゲームとおやつになっています。
よく考えれば、最近買ったゲームのほとんどは自分がプレイするためではなく、娘たちと遊ぶための作品ばかりです。

オモチャは買ってあげていないけれど、ゲームは与えている・・・
あれ?
結局、買ってあげていることになるのか?