「父」です。
近所に個人経営の小さな薬局があります。
私は毎月、薬を買いに行っているんですが、ある時こう聞かれました。
「何か置いてほしい商品はありますか」と。
私は熟考した上で答えました。
「駄菓子が欲しいです」と。
しばらくすると薬局の片隅に駄菓子コーナーが出来上がっていました。
そしてまた問われました。
「何か欲しい駄菓子はありますか」と。
私は即答しました。
「蒲焼さん太郎が欲しいです」と。
しばらくすると薬局の片隅の駄菓子コーナーに、蒲焼さん太郎の姿がありました。
それからというもの、月1回薬を買いに行くたびに蒲焼さん太郎を30枚ずつ買うようになりました。
なぜ30枚かというと、1日1枚食べるからです。
しかし半月で消費されてしまいます。
私が食べようとしていると、目ざとい次女がやって来て、欲しそうに見上げるからなんです。
そろそろ毎月の購入数を増やそうかと思います。
さて、実はこの薬局、しばらく前に店主が変わっているんです。
それまでは医薬品ばかり置いている昔ながらの薬局だったんですが、新しい店主は食品類も置こうと考えていたようです。
駄菓子のみならず、カップ麺やレトルト食品なども置くようになっています。
近所にこういった食品類を売っている店はないため、車の運転ができない高齢の方などは助かるんじゃないでしょうか。
今度は、「紅茶花伝クラフティー」のピーチでも入れてもらおうかな。