みなさんおはようございます。狂乱のマスク師こと鳥居庵(母)です。
作った布マスクが100枚を超えました!いや、だいぶ前に超えてるんだけども。
今日は私なりの「マスク大量生産のやり方」をアップしようと思います。
アベノマスクが届いたこのタイミングで
まず型紙をあてて切る。
100枚からのマスクを作ろうってんです。いちいち型紙を転写するなんてめんどいことやってられません。布を中表に合わせて、型紙を待ち針でとめて、2枚一気にザクザク切ります。2枚重ねて切ることで、マスクの右部分と左部分が一緒に切れます。ポイントは、布の縦目とマスクの折り返しになる部分をしっかり合わせること。マスク1個分につき、表地2枚、裏地2枚で計4枚の布が必要です。
中心を縫う。
切るとき中表にしているので、このまま中心をどんどこ縫います。いちいち切ってると時間かかるので、糸を切らずに縫います。
そうすると、こんな感じになります。
上に見えてるカーブ部分が縫ってある状態です。
これらに切れ目を入れて…
開いてアイロンをかけます。
開いたら、表地と裏地を中表で重ねます。それぞれの中心線をきちんと合わせると、出来上がりがウツクシイ。
そしたら上、下縫い合わせて、カーブに切り込みを入れて、ひっくり返してアイロンがけ。
だいぶマスクっぽくなってきました。
次は、このアイロンかけたマスクモドキの上下をミシンで縫います。布の1ミリ内側くらい?目に見える縫い目なので、ゆがまないように慎重に。
ここまでくればあと一息!両サイドを三つ折りしてアイロンをかけ、縫います。
ゴムを通せば出来上がり!
大人マスクのゴムは25センチ、子どもマスクは22センチで作ってます。
工程がいっぱいあるので、その日にやれることをやるようにしてます。
コンディションがあるじゃないですか。今日はミシンの縫い目がきっちり1ミリで縫えないなあ、とか、今日はアイロンがけの気分だぜ、とか。
ミシンのスピードを結構あげているので、調子が悪い日にぐいぐい縫っちゃうと大惨事ですよ、ほどくのが大変で!
さあ、こんな感じで作り上げた布マスク。下の写真でだいたい100枚!
行商に行ってきまーす!