アジアナンバーワンのコーチであるパタヤの マイケル・ボルダック 邸にお邪魔しました。彼は来日の際は超過密スケジュールなので、だいたい会うのはこちらです。マイクと知り合ってから8年になりますが、我々の友情は最初に会ったときよりも深い関係にあります。飲みながら色々と語り合いましたが、その中でも人間関係についてのミステリーについて盛り上がりました。彼は来日して8年、その間ずっと定期的に会う友人関係でいるのは、鳥居と吉田ヒロさんだけだと言います。その間、多くの人と出会い&別れを経験してきたそうです。もちろん『会っていない』というだけで友人関係が壊れたわけではありません。でも当然、以前と同じ親しい関係ではありません。僕もそういう人がたくさんいます。そしてあなたもきっといるはずです。そう、人というのは、出会いがあれば別れもあるのです。そして「人は基本的に去っていくもの」だと理解しておけば、残念に思いません。10年来の友人って意外と少ないのは、そういう理由からなのです。

ではなぜそういうことが起こるのでしょうか?結論から先に言うと、人はそれぞれ成長のスピードが違うからです。目標をどんどん達成していく人、そうでない人。あるいはもがき苦しんで後退する人など様々です。そして人は時の経過とともに経験値が増すので、考え方も変わります。そこで以前は気が合うと思っていた。以前は尊敬できると思っていた。しかし、その心の変化により「ちょっと違うな」と感じるようになるのです。残念ですが、それでいいのです。そしてそれはある意味、健全な成長でもあります。この人から学ぶことなくなったと思えば、次の新しいことを教えてくれる人に会いに行けばいいのです。バリ島のアニキとも全く同じ会話をしたのですが、基本的に『来るもの拒まず、去る者追わず』でいいんです。アニキに言わせれば、『いちいち追ってられへんのや』ということでしたが(笑)人間関係というのは『自然体』がベストで、あまり深い追いはしてはいけないのです。
 
最近4年ほどまったく音信不通だった会員さんから連絡が来ました。また別の会員さんですが、久しぶりに面談したいとメールが来ました。ものすごく嬉しかったです。疎遠と思っていた関係がまた復活する・・・こういうことも結構あるんです。自分がどんどん成長し、進化していけば相手の方から歩み寄ってきます。来てくれれば当然大歓迎しますが、こちらからはあえて手を指し伸ばすことはしません。

僕はここ数年、年間3,000人以上の方と新規でお会いしていますから新しい出会いで忙しいのです。ほとんどが名刺交換だけで終わってしまう関係ですが、その中でも何名かが新規のストーカーになってくれます。そのストーカーたちもやがて卒業していきます。それでいいんですね。人も心というのは変わるのです。恋愛もそうですが、離れて行ったものを取り戻そうなんて考えずに新しい出会いを求めた方がいいのです。こうしたスタンスでいれば、求めなくてもどんどんいろんな人と出会えます。そう、人間関係は『自然体』が一番いいんです。今日も最後まで読んでくれてありがとう!