三菱商事インドネシアの忘年会が鳥元で! | 南国の日の丸レストラン

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12月22日(日)の夕刻から、日本経済の先導役である大手商社の雄
「三菱商事」のジャカルタオフィスの忘年会が鳥元2階和室で開催され
ました。
商社の戦略部門とも言うべき業務部を司る私の大学の後輩渡邉氏
が伊勢田総代表を鳥元で私を紹介した際、店と食事を気に入ってい
ただき、忘年会の開催店に決まりました。大手商社と言えば、元気の
良さでは私も在籍したことがある関西系の伊藤忠と思っていたのです
が、これが「組織の三菱か?」とも思えるほど、商事マンのほとばしる
エネルギーを感じた大忘年会でした。

商社と言えば、不景気になる度に、商社不要論が頭をもたげてきます
が、バブル崩壊後の不良債権問題後にも、リーマンショック後にも、
三菱商事、三井物産、伊藤忠商事は不死鳥のように蘇り、日本経済、
世界経済をリードするしたたかを発揮しました。三菱商事インドネシア
は、流通分野にも注力し、ユニクロ、ローソン、更には、丸亀うどん
までインドネシアに紹介し、成功を収めています。

私が伊藤忠に入社した1970年は、「ラーメンからミサイルまで」という
のが大手商社の扱い商品でした。それでも、繊維部門に配属になった
私には、商社は怪物で、実際、なにをしているのか理解できませんで
した。

私の場合、入社2年目で、インドネシア大学研修をさせていただいた
お陰で、東部ジャワに完成した水力発電所(鹿島建設、日本工営、
伊藤忠)や紙を売ってる中部ジャワのタバコ工場(と言っても手作業
でタバコの紙をまく原始的な工場)などなど、繊維関連以外もたくさ
ん見学させてもらったので、ぼんやりとした商社像は浮かんでいま
した。

あれから40年以上経ちますが、世界に例をみない業態の日本の大手
商社は世界のビジネスをオーガナイズする機能とネットワークを完全
に構築しています。これは日本の絶大なる強味です。
世界の隅々にまで張り巡らされたネットワークをもっています。

先日の忘年会での商事マンのスピリットを目の当たりにして、またまた、
日本経済の復活を確信しました。前夜、日イ交流の忘年会で会った
渡邉氏も、「商社は時代の変化に対応していくことが大事」と言ってい
ましたが、「丸亀うどん」をインドネシアに紹介するだけの商社では
あります。現代では、「うどんから人工衛星まで」というわけですね。

商事マンの皆さんには、これからも「日本を支える」「世界に貢献する」
という使命感をもって、毎日の仕事に精励されることを期待します。