インドネシア人若手の日本留学または研修経験者の集まりKAJI会 | 南国の日の丸レストラン

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思いのままに書いています

KAJI 会((Komunitas Alumni Jepang di Indonesia )については、
昨年5月24日のブログでも紹介しました。

昨日23日(土)ジャカルタ市内の政府系施設のホールで、この
会の新年会が開催されました。
当初の予想を大きく上回り120名近い参加者がありました。

インドネシアの日本料理店 TORIGEN 鳥元
 
   向上心あふれるKAJI会のメンバー
   でいっぱいの新年会オープニング

日本大使館からも参加され、ご挨拶がありました。その後、
会の性格上、日本人会員が少ないこともあって、突然、私も
挨拶するように指名がありましたので、インドネシア語で挨拶
をしました。驚きましたが、光栄なことと承り、意を決して、ご
挨拶させていただことにしました。
私がインドネシア大学で語学研修していた1972年当時の思い
出話を披露し、今日のインドネシア経済発展を信じていたこと
をお話しました。また、若いKAJI会のみなさんがインドネシア
の国を引っ張っていくエンジンになられることを期待する旨の
挨拶をしました。
一応、よどみなく挨拶ができたし、会場のみなさんから大きな
拍手をいただきホッとしたと同時に、その拍手の音を聞きなが
ら、私の願い通り、会員のみなさんが、今後、各分野で活躍
されるであろうことを確信しました。

インドネシアの日本料理店 TORIGEN 鳥元

      おっ、ゆとりの笑顔か?
 あがっているのを隠すための笑顔か?

もうひとつ、個人的にうれしかったことは、私が1976-1981年
の間、繊維の仕事をしていた伊藤忠インドネシアに勤務する
KAJI会メンバーが4人もいて、みなさんに先輩と呼ばれたこと
です。先輩と言われて素直にうれしかったです。

また、日大工学部で勉強されたバンバン博士の
講演( To be Technopreunership) はとても面白く、勉強にな
りました。

インドネシアには豊富な資源や物資や文化があるのに当国
では、イノベーションが遅れているために、全部、いいところ
は海外にもっていかれているという趣旨のことが講演の内容
でした。

講演で話される言葉そのものの私の理解度は80-90%でした
が、同氏がお話されている骨子は100%理解できました。
なぜなら、イノベーションという言葉ではありませんが、マーケ
ティング、ビジネスセンス、ブランド政策というような形で、バン
バン博士と同じようなことを、インドネシアの繊維産業の中で、
ずっと考え、それを以前から強調していたからです。

KAJI会員のみなさんが、この意味を正しく理解し、実践され
ていかれれば、インドネシアの発展を更に速めることになる
と思います。

おかげさまで、私も、昨日は、本当に晴れ晴れとした気持に
なることができました。

FUAD会長さん、MARIKO副会長さん、新年会を開催してい
ただき、ありがとうございました。

益々のKAJI会の発展を祈ります。


インドネシアの日本料理店 TORIGEN 鳥元

       閉会時の記念写真