ボリュームたっぷり、栄養満点
鳥元の長崎チャンポン
チャンポンの語源は、インドネシア語のCAMPUR
からという説を、先日、紹介しましたが、もうひとつ
中国封建省の封建語が語源という説もあります。
明治の初め、長崎には、封建省出身の中国人留学生
が多く滞在していました。
ある中華料理店の中国人シェフが、あまり裕福では
ないこの留学生たちのために、安価で、栄養豊富な
麺料理を作ってあげました。
食事をするという言葉は中国の標準語(マンダリン)で、
チーファンというのですが、封建語では、チャーパンと
発音します。
長崎に居住するこの留学生たちは、「さあ、チャーパン
に行こうや。」と言っては、決まって、美味しくて栄養満点
のこの麺料理を食べていたということです。
そして、チャーパンという音が、日本人の耳には、チャン
ポンというように聞こえ、その美味しい麺料理が、いつしか、
長崎チャンポンという呼称で、九州一円に広まったという
説です。
インドネシア、特に、バンドンには、封建省出身の華僑が
多いので、いずれにしても、インドネシアには 縁のある
食べ物なのかもしれません。
邪馬台国の近畿説、九州説、いずれが正しいのか、いまだ、
解明されていませんが、 チャンポンのインドネシア語説、
風建語説、さて、どちらが正しいのでしょうか?