取手福祉サービスのブログ

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福祉用具レンタル・販売、福祉工事の取手福祉サービスです。

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介護保険の「段差の解消」を利用してトイレの段差解消工事をさせていただきました。

(新しい便器やタンクやウォシュレットは介護保険適用外なので自己負担)

 

ちなみに今回、某ホームセンターとの相見積もりだったのですが、先方は床の解体をするにも関わらずリモデル便器(排水芯を移動しなくてもいい仕様)を提案されていました。

 

床を解体するならば排水管移動は可能だし、リモデル便器は排水管が楕円なので生活環境によっては非常に詰まる可能性が高くなります。(大量に紙を流す、ペットの糞をまるめて捨てる、嘔吐するなど)

 

自分としては床を解体するのならばリモデル便器は提案したいようにしており、結果的には提案力などの総合判断で受注させていただきました。

 

9時から着工して自分のほうで既設トイレ撤去、そのあと大工にバトンタッチして根太と床張り。

 

それから自分のほうでクッションフロア貼りとソフト巾木、トイレを設置して完成。

 

今回はお客様の要望によりタンクと壁のスペースを1センチくらいにしてほしいとのことでした。

 

通常であれば床からの排水の場合、排水芯(壁から排水管の距離)が200ミリとなり、規定通りに設置するとタンクと壁のスペースは2センチくらいになります。

 

なので、排水芯を190ミリにすればいいことになります。

 

理論的には簡単なのですが、あまり冒険しすぎるとタンクが壁とぶつかり大変なことにもなりかねません(笑)

 

ましてや既存排水管(排水管540)から排水芯を190にするのに45度継手を使用するので、これまたドキドキです(笑)

 

排水管を540から190に移動なので水平移動距離は差し引き350、そして45度の斜め寸法は1対1対ルート2なので350×1.414=495、そこから継手の芯引き寸法が25×2なのでそれを引いて~みたいに寸法出しをするのですが、これは完全に挿しきった寸法であって~、45度継手を力を込めて差し込むのってなかなか苦労しますねf(^_^;

 

 

無事、排水芯190にした結果、トイレ設置して壁との寸法は12ミリ、合格でした(^^)v

 

トイレのリフォームをおこなうためには水道工事、大工工事、内装工事、電気工事が入ることがあります。

 

1日や2日で終わるような比較的小規模な工事のわりに多工種が絡むので、そこをどう改善していくかが以前から自分の中のテーマでした。

 

今回は電気工事が絡みませんでしたが、コンセント1個くらいは自分で取り付けたいと思い電気工事士にトライ中です!

 

無事に取得できたら、今度はトイレ規模のクロスも自分で貼れるようになるため実技研修を受けに行きたいと思っています(^_^ゞ

 

目指せ、トイレ王!(笑)