みなさん、こんにちは
長らく放置でしたが
今日でひと段落
臨床研修の4月は戦争のように忙しいので
片付いて、いざ連休モードです。
桜もあんまりじっくり見た気がしなくて
チューリップ祭りも行けないので
花好きにとっては残念な春でした。
んで、今朝通勤時に山を眺めながらやってきたのですが
薄黄緑色でモコモコした山肌・・・・
草木の芽が春になってわ~っと出てきている感じです。
もう5月になろうかという時期ですが
ああ、これが萌芽の候の「萌芽」だと思いつつ
一人納得しながら運転してきました。
実は
萌芽(ほうが)という単語をはじめて知ったのは大人になってからで
科研(科学研究費補助金)の項目のひとつに
「萌芽研究」というのがあり、言葉の意味とは裏腹に味わいのない最初の出会いでした。
ま、職場が大学だからしょうがないですよね。
文科省の科研のほか、医学部や病院では厚労省の科研も結構見かけます。
EBMに基づいた医療を提供する医師にとって研究マインドは本当に大切。
研究医の道に進む人は少ないけれど
臨床医であっても、臨床に直接、間接に関係した研究などで大きな成果を上げる先生はたくさん居られます。
研修を自初めてもうすぐ1ヶ月の研修医たち。
今は日々の業務をこなすことで精一杯で
覚えることばかりです。
医師免許に合格して医師となって、と良い事続きなので気づきにくいのですが、結構な環境変更でストレスは高い状態だと言えます。
がんばっているので、頑張れとは言わないですが
ちょっとした息抜きやおしゃべり、してくださいね。
溜めていかないようにしましょう。
今春研修を始めた人の中からも
大学に残って研究をやりながら臨床医となる人が出てくると思います。
正直、忙しさもあると思いますが、やりがいはとてもある。
皆どうなっていくのかな、と楽しい想像をしています。
だって、2年間の研修をしただけでも、本当に変わるんですよ。
研修医は医師の萌芽期ですから、これからがとても楽しみです。