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新シーズン、近年には無い大型補強を見せたマリノスですが、唯一不安要素はマルキーニョスの抜けた穴。FWはJ1でシーズン得点10点以上実績のある選手がいない。数字上、最後のピースが埋まらないと言われています。個人的に不安な点はゴール数ではなく、全体のバランスに影響するかどうかです。

ここでいうバランスは選手の距離感。
これを語るには木村和司監督、2011年まで遡る必要があります。中盤をBOX型を採用し、バックラインから前線に放り込み、大黒などの決定力にかける、セットプレイで得点を奪う。この型で序盤は勝ち点を奪いました。ただし夏以降は選手のコンディションの低下に合わせ、相手が研究してきた。一つはマリノスのバックラインにプレッシングをかけ、苦し紛れにボールを前線に入れさせる方法。もう一つはボールを奪い、BOX型の空いたスペース、バイタルエリア手前を早い段階で利用する。9月ホーム仙台戦、角田のゴールで失点した型が典型的です。そこで起用した策が1.5列目に谷口を起用し、相手バックライン手前でボールを収め、起点を作り、味方の上がりを即すことでしたが、上手くいきませんでした。根本的にチームコンセプトを変化させるまでなく、中途半端に選手を起用するだけでは改善には至りません。

樋口監督になり、システムをワントップを採用。チームが安定したのはやはり前線からボールを奪ばうコンセプトが確かなものになった。前線と最終ラインがコンパクトになり、選手の距離感がバランスが良くなった。これはドゥトラ加入、マルキーニョス復帰で、俊輔と三角形の様な形でボールを収めることが出来ることが要因です。。その3拠点をサテライトの様にフリーランが出来る小野、学、兵藤がいる。さらに俊輔が下がった際、中町が飛び出すことでバランスはより保たれることになりました。
現在のマリノスにおいては、前線中央での収まり、俊輔のボールキープ、ドゥトラのゲームメイク。このトライアングルは重要。その意味で藤本、下平獲得は必要なスタイルにあった選手と言えます。

そこで重要なのは前線で収まりがきく選手。マルキーニョスもトラップの技術が高く、ポイントになれる。ただマルキーニョスは相手に与える脅威はあっても、ストライカーとしての仕事に専念した、せざるを得なかった。昨シーズン若干終盤勝ち点が伸び悩んだのはこの影響もあるかと考えます。当然、ボールを収め、点を獲る選手はなかなか現実的に獲得は出来ない。ただ総合的に平均力が高い選手の方がマリノスのオーガナイズを考えると相応しいかと考えます。新加入選手も前線でポイントになる仕事を要求されています。矢島のキャンプのコメントでも、川崎はボックスで待っていれば良かったが、マリノスでは左右の動きも求められているとありました。

そういう意味では端戸、伊藤翔がスタイル的に合致するのかと。特に伊藤翔は昨年清水でのプレーでは素晴らしいプレーをしていたので注目しています。怪我で出遅れましたが、総合力の高さを活かし、チームに貢献して欲しいです。

あと矢島。間違いなく潜在能力は代表クラス。スタイルの適応が早まれば、スタメンで起用される可能性も高い。怪我さえなければ期待出来ます。

マルキーニョスの穴は小さくありませんが、FWのバリエーションは昨年以上。端戸は天皇杯で自信をつけただろうし、藤田も黙っていない。

今年は昨年よりもFWのゴール総数に期待しています。