Sachiko brought me this beautiful moment.It was on January in 2016.

3years has passed since I left Canada.Time flies.

 

フォトグラファーのさっちゃんはバンクーバーで最後に生活した

シェエアハウス7 bed roomsのシェアメイトだった。

 

ある日「写真撮らせてくれる?」と誘われ

「OK」と言った。

 

私は、5年住み続けた大好きな街を離れなければいけない時で、

例えようのない感情に毎日振り回されていた。

 

ヘアメイクを整えてもらい、2人でバスに乗りバンクーバーの

思いつく場所を目指す。

 

立ち止まりカメラの中に自分を納めてもらう。

笑う、そのまま、マジな顔、エトセトラ

 

カメラ越しのさっちゃんの優しい声と時々見える眼差しに、

からまっていた心が少しずつほどける。

 

一枚撮られる毎に身体からうんざりした気持ちが抜けて

この街のような爽やかさが戻ってくる。

 

2011年この街に来た時は半年で帰るつもりだった。

何が起こったのか?と聞かれたら何て答えよう。

 

もう一人の自分に出会い

引き止められたとでも言おうかな。

 

素晴らしい友人たちや恩師

後に生涯の伴侶となるパートナーと出会った。

 

そして、ステッカーの切れ端で作り続けた自己表現。

 

愛しい場所とみんなには

また会う日にはどんな顔。

 

自分らしく生きていこお。