あぁ、そっか。

広い世界が見たいなら、

今までとは違うところに行ってみないとダメなんだ。


今までと同じところにいても、

同じ世界しか見えない。


私の魂は〝広い世界が見たい〟と思っている。


広い世界が見たいと思いながらも、

私は今いるこの世界を出るのが怖い。


別の世界を見に行って、

うかつに傷ついてしまったらどうしよう、

とか、怖い人がいたら嫌だな、

ちゃんとその世界に馴染めるんだろうか…とか、

色々な〝怖い〟を握りしめている。


だけど、ふと思った。


別に、その世界に馴染まなくて良いんだ。


私は私のままで、

その世界をのぞかせてもらえばいい。



背負うものなんてないし、

ちゃんとだってしなくて良い。


ただただ、見てくれば良い。


私は私のまま、楽しんでくればいい。



傷ついても、それも良し。

それは、その世界を見に行ったからできた傷。


歩きたい!走りたい!と思って一歩を踏み出したけど、

転んで膝が擦りむけちゃった時。

歩かなきゃよかった、走らなきゃよかった…だなんて思わなかった。


擦りむいた傷を手当てして、また歩き出してた。

また走り出してた。



だから、それでいいんだ。



絆創膏貼って、涙を拭いて。

また行きたい所に、歩き出す。


絆創膏も、傷薬も、ハンカチも持って。


また歩き出せば良い。

心の傷には、フラワーエッセンス(植物達)が共に居てくれるから。



〝やってみたい・行ってみたい〟

と〝怖い〟はセットで。


〝やってみた・行ってみた〟

と〝痛い〟もセットなのかも知れない。


傷ついちゃダメ、なんじゃなくて。

傷ついても良いから、やってごらん。

なんだね。


きっと、大丈夫。