今回、フラワーエッセンスのモニターに参加しました。バッチフラワーの本は以前持っていたのですが、何となくオカルトな雰囲気でインチキくさく感じ、読む気持ちになれませんでした。ところが今回のモニターをするにあたり、レメディーを選ばなくてはならなかったのです。「御自分で選んで下さい」と云われても、フラワーエッセンスについて何ひとつ知らないので選べません。慌てて本にざっと目を通して、私に該当しそうな物をいくつかピックアップし、よくわからないながらも最終的にひとつに絞りました。それが“クレマチス”です。初夏から夏にかけて、よそのお宅の生け垣に巻きつき、花を咲かせている鉄線(クレマチス)に特に思い入れはありません。私にとっては街の風景のひとつとしてぼんやり眺めているだけの印象も薄い花です。でも、それが私のチョイスなのでした。クレマチスの姿・形を思い浮かべて「何だかパッとしないなあ」と少しガッカリするような気持ちでモニターをはじめました。やがてブルーの遮光瓶が届いて、これから教わった通り、毎日摂取するのだと思いました。が、その頃忙しく、気持ちも落ち着かない毎日で私はフラワーエッセンスを飲み続けることが出来ませんでした。お約束した筈のモニターにも拘わらず、だらしない私は届いたレメディーも経口での使用不可の状態(お風呂に入れる等は可ですが、飲料には不適)にしてしまう程の体たらくで、こちらから再度モニターのやりなおしをお願いする程でした。2回目はさすがに気持ちを入れ替え、毎日何か水物を取る時には必ずレメディーを数滴落としてから口にしていました。そのように過ごすと1ヶ月足らずで1瓶を使い切りました。はじめはフラワーエッセンスについて半信半疑でいた私ですが、摂取するうちに何だか知らず知らずのうち、気持ちが変わってくるような感じがしてきました。それでも、変化はおぼろげで、やっぱり正直なところ、あまり信じてはいませんでした。同時にカウンセリングにも通っていたので、むしろそちらの成果が上がって来ているのだと思っていました。ただ、自分の中の刺々しい気持ちが少しずつ薄らいでいくのをどこかで感じていたのは事実です。気持ちが軽くなってきて、他人と親しむことが苦痛でなくなりはじめ、少し明るい気分で過ごせる様な気がしてきました。私は子供の頃から他人と接する時、外からはわからないようですが私の内面には緊張と軽い恐れがあり、どこか他人との間に疎外感の様な距離を感じていました。フラワーエッセンスを摂取し始めてからは確かだと言い切れないにしても、何となく他人と自然に接せられる感があって、すると何だか他人との距離が縮まる事にこわくない気がしてきました。リラックスしながら他人と自然にここに居られ、うれしく暖かい気持ちを感じる瞬間が増えてきました。それから、クレマチスの花が気になる様になってきて、切り花で売られているのを見つけ、自宅に飾ってみたり、写真を検索して眺めたり、咲いているのを見ると自然に目が行く様になりました。
レメディーを使うにあたり、“クレマチス”を選び取るのは、本当に苦労し時間が掛かりました。フラワーエッセンスの知識が無く、選び方も知らなかった事もありましたが、とにかく自分の心に正直に、自分を真っ直ぐに見つめる様にして選びました。そうしなくてはこれをやる意味が無いと思ったからです。時間を掛けて、ひとつひとつの植物を自分の心に照らし合わせる様に選んだのは間違いなかったと今は思います。レメディー使用はあくまでモニターでしたので、使用した事について報告の義務がありました。モニターの体験記をまとめましたが、この事自体が私に取ってとても大切なワークになりました。自分を見つめ他者に向けて文章を起こす事は、フラワーエッセンスの摂取体験だけにとどまらず、自分への良いフィードバックにもなってくれたのです。1ヶ月は長いと思いましたが、振り返ってみると本当にあっという間でした。フラワーエッセンスというものは、自分を見つめる時の緩衝材の役目をしてくれ、自分をすんなりと認めやすく、受け入れやすくなる手助けになる触媒の様に思います。たった一度のフラワーエッセンス体験でしたが、貴重な体験をさせて頂け、感謝しております。フラワーエッセンスに心引かれている方には一度試されることをおすすめ致します。
旅する蝶
旅する蝶さん(ペンネーム)
貴重な体験記、
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