〝生きづらさ〟



いつから抱えて生きてきたのかな。



気づいた時にはとっくに生きづらかったから。




〝アダルトチルドレン〟




その言葉は知っていたし、


自分も薄々そうなんじゃないかな、とは思っていたけど、


じっくり記事や本を読んだことはなかった。




最近になって、アダルトチルドレンの記事をよく読んでみると、


「プラケーター」について書いてある部分を見てびっくりした。


私のこと、そのまんま書いてあった。


あれ?お母さんの愚痴を聞くのって普通じゃないの?



家族内の雰囲気に常に気を配っていた。




悲しんでたり、かわいそうな思いをしていないか、

家族内の調和が取れるようにしてきた。




それが当たり前だった。




だって、家族みんなの事大好きだし、お母さんの事も大好きだから。



だから、たくさん許してきた。




私の話をちっとも聞いてもらえなくても、


私はお母さんの話たくさん聞いてきたよ。




お母さんの言葉でたくさん傷ついても、


私はお母さんに優しい言葉をかけたよ。



お母さんのダメなところ、愚痴、全部聞いてきたよ。



私はそれで良いと思ってたんだよ。



そのやり方しか知らなかったから。




だけど。



心はいつも満たされなくて、


いつも焦っていて、


いつも何かにならなきゃいけないような。




アダルトチルドレンは、ゼロスタートじゃなくて、


マイナススタートらしい。




そっか。



そうなのか。



まずはゼロを目指すのね。



私じゃないものの上に何かを建てても


そりゃ満たされないわけだ。




ちゃんと、癒さないとなのね。




時間をかけて積み重ねてしまったから。



時間をかけてゆっくりと癒やしていくんだね。



癒やし続けている自分にうんざりもするけど、



でも、それでも。



私は自分の足で立って歩きたいんだ。





いつかの傷ついた私に、



大丈夫だよって。