大場つぐみ・小畑健 『バクマン。』 60ページ「男性と女性」 | 私の耳は底ぢから

大場つぐみ・小畑健 『バクマン。』 60ページ「男性と女性」

週刊少年ジャンプ2009年49号(42巻45号)
60ページ「男性と女性」

岩瀬さんが再登場しました。

中学生の頃より美しくなっていてうれしいのですが、一つ残念なのは彼女が小説家のたまごになってしまったことです。てっきり岩瀬さんは大学を出たら検事とか判事になって、児童ポルノ法で捕まった秋人と法廷で涙の再会をすると思っていたので、この点は不満です。地味な仕事でもいいから、真面目におつとめしてほしいです。
しかも、彼女が新人賞を受賞した「小説すばる」はいくつかあるエンターテイメント系の文芸誌の中でもミーハーな内容です。最近では袋とじのセックス特集をやっていました。そんな軽佻浮薄な雑誌で岩瀬さんが書くのは抵抗があります。ジャンプを意識しているようですが、岩瀬さんは、小説すばる新人賞を受賞した村上村山由香氏が、「ジャンプ小説大賞」の出身であることを知っているのでしょうか。なぜ「群像」や「文学界」のような純文学雑誌に投稿しなかったのか。

しかし、ガモウ先生ほどの人がこれぐらいの避難を予測できないことはないでしょう。
今後の展開に期待。
岩瀬さんが登場しただけでうれしいのでよしとします。

あと、ミウラさんが持ってきた漫画の中にラッキーマンがありますね。ちょうどさっちゃん編のラストのあたり。

以上。