河合克敏『とめはねっ! -鈴里高校書道部- 4』 | 私の耳は底ぢから

河合克敏『とめはねっ! -鈴里高校書道部- 4』

とめはねっ! 4 (4) (ヤングサンデーコミックス)/河合 克敏
¥540
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 帯でなぜか評論家の宮崎哲弥さんが推薦文を寄せていらっしゃる4巻です。推薦人ってどういう基準で選んでいるのだろう。表紙の加茂ちゃんに萌える。

 さて、今回は前半が望月さんとガチャピンの篆刻作りがテーマで、後半は鵠沼の宮田さんを交えた三角関係に発展するのです。ガチャピンと宮田さんが一緒にいるのを見て複雑な気分になった望月さんが、書へのモチベーションを得て、気持ちを新たに「書の甲子園」の提出作品に取組む……という場面が描かれるかと思いきや、その辺が全部カットされてしまったのは驚きました。キング・クリムゾンが発現したのかと思いました。単行本におまけが入るのかな、と思ったらそんな様子もないしな。

 まあかなりラブ米部分に力が入ってきたということで、今後の展開も注目です。