大場つぐみ・小畑健 『バクマン。』 12ページ「10と2」
週刊少年ジャンプ2008年48号(41巻45号)
12ページ「10と2」
今週は先週の続きで編集長のアジテーション、仕事場で秋人と見吉さんがひともんちゃく、それからまた服部さんと打ち合わせという流れ。基本的にはとんとん拍子に話が進んでいくのですが、服部さんから最初に「王道のキャラクタ-を描いてきてよ」と言われて、がんばって描いてきたら「全部面白くない」とひっくり返されて、どうしようどうしよう、と相談するあたりなんかは、いかにも試行錯誤してますという感じで、プロジェクトXみたいで面白いですね。
背景ネタ、細かい意見。
・編集長ですら中学生が学業を捨てて漫画に打ち込むこと前提に話している。今までに出た反対意見は最高のご母堂(弱)と岩瀬さん(強)の二つのみ。基本的には「まんが道に邁進」路線で今後も話が進むんだろう。
・川口たろう先生が久しぶりに登場。しかし後姿のみ。これから回想シーンは少なくなって彼岸のかなたに逝ってしまうのだろうか。
・秋人と見吉さんはルーキーズなら確実にやっている。バクマン。の倫理観では果たしてどうだろうか。会話が妙にリアルな感じだが、この二人の仲は高校入学まで持つのか。
・服部さんの顔芸が面白すぎる。
・イケメン高校生うんぬんは見吉さんに取材したんじゃないかと邪知してしまう。
・秋人の考えるネームは50年ぐらい前のSFの感性だと思う。今回それを活かして「反王道」というテーマで作品を作ることを決めたわけだが、これは同じく「反王道」の作品だったデスノートとかぶるので、メタ視点が入って面白くなった。次回が楽しみ。
・来週は巻頭カラーであるらしい。本当に人気があるのか、編集部のお仕着せで巻頭カラーになっているのかはまだわからないが、期待されていることは確か。少なくとも20週打ち切りはないだろう。個人的には10年ぐらい続けてほしいが、1年か2年で終わったとしても、ここまでジャンプのことに限って描いてきたのだから、最後までジャンプのことについてだけは丁寧に描ききって終わってほしい。
今週のジャンプ感想。
・「アスクレピオス」……ロザリィ強い。ローラさんはエロい人ね。エロい人はエロいね。
・「スケットダンス」……熊のぬいぐるみと戯れるデージーがかわいかった。
・「チャゲチャ」……じょっぱれレベルの迅速な打ち切り。チャゲチャやひまわりのキャラが好きだっただけに残念。英気を養って復活してほしい。
.・「色紙プレゼント」……バクマンのがほしいが、他のも魅力がいっぱいで悩む。
・「村田先生ポスター」……ファルコンがかっこいい。
以上。