俺の記録 8


暫く休んでました


毎日書かんと意味なかったんやろと思う


けど今は中々書けない時もある


病気のせいなんかな?


疲れが取れない時なんかは


7の続き


補佐時代の頃の話


最初の頃はやりにくかったけど


だんだんと俺のすることが浸透して行ってくれた


俺は今でも思うけど


それは俺は極道という事に真面目であったこと


それは今でも自負している


誰にも負けていない


ずっとそう思っていた


いやそう思っている


補佐と言う仕事は雑用係みたいなもん


親分の言うこと


頭(若頭)の言うこと


それを噛み砕いて下の平の若い衆に柔らかく伝えることが俺ら補佐の役目


当時補佐は3人


俺の居た組織では少ない方だと思う


あと本部長もいたが


皆俺より年長者  先輩たちだ


その頃組織内でも小さいクーデターが起きた


若い衆の中で頭に不満を持つ者が出て


枝の者(若い衆の若者や舎弟たち)を焚き付けて


自分の元へ付け


それを潰すのが俺が補佐になって初めての仕事


クーデターを潰すことだ


そのクーデターの首謀者(後に思うと可愛そうな奴でもあったんだが)に付いたもの達を剥がすこと


そのもの達にひとりひとり面会し話しして諭していった


そしてその者たちに首謀者を事務所に呼び寄せ


逆に反乱させる


反乱して逆上した首謀者に俺が長置き灰皿を投げ付け


そこで暴れた


実は手法と俺はほんとうは仲が良かった


俺の兄貴分(若頭)の兄貴分の若い衆だったから


よくメシ食いに行ったりお茶飲みに行く仲だったからだ


けど首謀者の者は頭と本部長とは馬が合わず


それで反乱起こす準備をしていた


その時に若頭と本部長と話ししたみたいで


潰せたらと言う話を俺にした


俺は上手くいかないかと話ししたが


出来ないとのこと


仕方ない


潰す  上の命令は絶対服従がこの世界の掟


その時はおれも俺の若い者たちと道具(拳銃)を持って


クーデターの首謀者に一度は付いた者達を守った


結局首謀者は所払い(その地域から出ていく)のような形になり破門になって消えていった


後によその組へ言ったという噂は出たが


もう会うこと無くなった


それが補佐になって初めての大きな仕事でもあった


それからも他所の組との話など続いたが


これは長くなったので次の機会に…