昔和尚さんから教えてもらったお話
皆さんの中では知ってる人も居てるかも分かりませんが
芥川龍之介の短編小説の「手巾(はんけち)」
この中の息子を亡くされたお母さんの事
人が来る度に息子さんの事を弔いながら聞く
奥さんはそれを涙も見せずに微小で答える
ある時東大法学部教授の長谷川先生が訪問した
その時も息子さんを亡くした母親は微動だにせず
微小で答えたと言う
その時長谷川先生は扇子を落とした
それを拾おうとしたところ
ハッと驚いた
その時母親の手巾を持つ手が震えてる
それでも尚微小で受けごたえをしている
長谷川先生は これは女性の武士道である
これこそ武士道の精神
そう言って称えた
そんな物語であるそうです
こういった事に
男性でも出来ないかもしれませんね〜