よく最近昔のそれも12歳ぐらいから現役終わる頃までの夢を見る


今日と昨日は同じ夢


たぶん最も忘れられなかった夢だろう


それは少年院出てから1週間ぐらいの事


別に少年院行って調子こいてた訳でも無かったのだが…


それでもそう思う奴らも居る


有る噂を聞いた


Mがな年上やのにいつまでもタメ口

ほんで年少出てるし極道しとるから言うて

清は上っとるんちゃうか?


Mは中学も違うし高校も行きよったし


先輩後輩言うのが俺の学校では

あんまり無かったんで


タメ口と言うより普通の喋り方


出て来てからもMとは会うたし


その時はメシ食いに誘われたし


まさかそんな事ある訳ない

そう思てた


それが噂を聞いた次の日


いつもの様に塚本の事務所からの帰りしなに


3人組に襲われた

連れは居てたんやけど


上手いこと逃げれて


俺はかかって行ってしもたから

木刀1.2発もろた


腕と足にもろたんで


こりゃヤバい


そない思いながら


一番イモ引いてる様な弱そうな奴に向かって行って木刀取り上げて


誰が強そうか判断したら20歳過ぎとるし

やっぱりMや❗️


3対1やから

もうコイツ言わすしか活路無い


そう思て取り上げた木刀でMだけ目掛けた


Mも木刀落としたから

あとはもうコイツ目掛けて言わすだけ


通報で警察官が来るまでどつきまくってた


当時の警察官は凄かったもんで


俺は5人ががりで警棒でボコボコ


動けんようなってパトカーやない車両に放り込まれた


Mらは救急車に連れていかれたんは覚えてる


警察の調べも当時の少年課言うのは凄かった


連れて行かれてすぐは調べは無かったけど


領地調べはめちゃめちゃ


服脱ぐのも辛いから言うて


服は脱がされもちろん下のパンツも脱がされ


肛門の中まで指入れられ


血だらけなったら笑うとる


ほんで服も適当に着せられて


留置場へ


少年の留置場は空やったんで俺ひとり


次の日の朝もメシは食われへんぐらい動けんし


昼ぐらいから少し動けたら

即調べやった


まあこの調べ中は48時間で

裁判所に拘留取りに行かなあかんから


何もされへんかった


拘留は10日決定


それからは調べもキツかった


俺はやられた方やから被害者やぞ❗️


そない言うても

お前年少出てきたばっかりやんけー


それも傷害と暴行や


今回も3人ともケガしとるし


ひとりは病院のICUのまんまや


死んだら傷害致死やぞ


逆送言うん覚えとけ


拘留10日切れて再拘留10日が出た時は


逆送やなと思った


それがなんでか


家庭裁判所での審判となった


そうかMは生きとったんや


息吹き返してくれたんやな


良かったな


そう思った


顔も知ってる中までやし


出てきた時お疲れ〜言うて

飯食いに行った中やしな


まあ罪名が前回と同じ

傷害暴行


まあ特少やな


審判も特別少年院送致


奈良秋篠へ行ってから1ヶ月半ぐらいやったかな


Mが亡くなった


俺は少年院の担当先生から聞かされた


裁判とは1度判決(少年の場合は少年審)が出たものは

判決受刑者(少年審では審判処分)が再審請求をしない限り

一事不再理と言ってもう一度その件に対しての裁判をしないと言う刑事訴訟法がある


だから俺の場合はもう特別少年院送致と言う家庭裁判所の裁判処分が出ているので


罪名は傷害暴行である


当時は助かったと言う神経と死んだ?殺した?


と言う神経が被さって鬱になった


徳少でも  しょうもないことでカッとなって要らん喧嘩したり

手が付けられない状態やったらしい


それから何ヶ月後にか民事訴訟がかかった


当然である


相手は将来のある青年


まだまだ当然生きてあるであろう青年だ


けどここに居る間の俺には何もできない


俺は叔父さんと現役去ってから会社する時まで


そして今でも心配してくれてる社長が


何回かの裁判で和解という形を取って


お金を収めてくれた


和解金は8500万円


最初の要求は1億2千万円だったらしい


すぐ払うという事と

あとは誠意を見せてくれたという事

で和解に応じてくれたらしい


もちろん俺は入所中は民事訴訟の件は全く話さなくて

月に1度は手紙を書いていた


お金の件は任せていたので

自分のせいで亡くなった


結果殺してしまったと言うことについて

手紙をでるまで書き続けた


内容はあえてここでは割愛させていただく


少年院出てからも線香上げにと月命日は

行かせていただいた


年月経ってそこのお父さんお母さん

亡くなるまでは

必ず月命日には行かせていただいた


その後は弟さんと妹さんがもう充分です


あとはもう忘れたいので…


そう言われて行っていない


お金は叔父さん4000万


社長が4500万


叔父さんは

親が子に金もらう訳にはいかん

そう言って取らなかった


社長は100万づつ45回でって行ったら


色んな取り立てや地上げの仕事くれて


10回ぐらいてわ終わったん覚えてる


M


昨日今日と夢に出てきて


清俺はお前恨んでへん


そやけどまだこっち来るんは早い


もうちょっと弱ってから来い


ほなケンカの続きできるやんけ


そない言うてた



今に思えばほんま悪いことした

親御さんを苦しめてしもたからな


ほんま反省してる