ウタツグミ | 東国山人の鳥日記

東国山人の鳥日記

山人とは世捨て人のこと。世捨て老夫婦が集めた鳥たちの行動記録で、週2回程度更新します。基本スタンスは
(1)日常の中から一瞬の非日常を見つけ、シャッターを押す。
(2)ある時は科学的に、またある時は非科学的に、それでいて尤もらしく、即ちファンタジー風に。

23㎝、雌雄同色。ヨーロッパからバイカル湖にかけて繁殖、中東からアフリカ北部で越冬する。西側世界の鳥なので、日本では殆ど目に触れる機会がない。囀りは美声。これが名称の由来とか。

もう一方の普通のツグミはシベリア生まれ。期せずして白っぽい西洋世界と褐色の東洋世界の間の東西対決。ツグミは、基本は単独行動だが渡りは安全策で群れで行う。それくらいだから、計算は働く鳥だと思っていたが、どうして妥協のない泥仕合い。つい80年前には我々も同様の争いを地球規模で繰り広げてきた身だから、鳥のことは嗤えない、か。

撮影場所  神奈川県相模原市(2014年3月)   撮影  S・植木