タカサゴモズ | 東国山人の鳥日記

東国山人の鳥日記

山人とは世捨て人のこと。世捨て老夫婦が集めた鳥たちの行動記録で、週2回程度更新します。基本スタンスは
(1)日常の中から一瞬の非日常を見つけ、シャッターを押す。
(2)ある時は科学的に、またある時は非科学的に、それでいて尤もらしく、即ちファンタジー風に。

台湾、中国、東南アジアからインドにかけて棲息。その地域は広範だが、日本での観察例は極端に少ない。6年前に東京港野鳥公園で見ただけで、それ以後タカサゴモズの話題は聞いたことがない。あまり渡りをしないせいだろう。

 

体長24、25㎝と大型、雌雄同色。目の周りの黒い縁取りとオレンジの背中はアイマスクにマントを羽織って仮面舞踏会に現れた仮装紳士を思わせる。

 

白い美肌と肉付きのいい大腿部は無垢の童女を連想させる。何処を見てもきれいな鳥だ。

 

それでも、高い木の枝に止まって得物を狙う姿はまさに猛禽。相手は昆虫だけど・・

 

留鳥性の鳥が、なぜ日本にやって来る気になったのだろうか。見当が付かない。解明は後世の研究に俟つこととし、ここでは時代背景として、この時期に香港が一国二制度をめぐって激しく揺れていた、とだけ記してこう。

撮影場所  長崎県・諫早干拓地(11月)  撮影  S・植木