ナベコウとセキレイ(2) | 東国山人の鳥日記

東国山人の鳥日記

山人とは世捨て人のこと。世捨て老夫婦が集めた鳥たちの行動記録で、週2回程度更新します。基本スタンスは
(1)日常の中から一瞬の非日常を見つけ、シャッターを押す。
(2)ある時は科学的に、またある時は非科学的に、それでいて尤もらしく、即ちファンタジー風に。

ナベコウはコウノトリ科の鳥。ツルに似ているが、進化の系統樹を見るとむしろサギが近縁で、ツルとは遠い昔に別々の進化をたどっている。

 

2日目は見ず仕舞い。3日目は打って変わっての好天。ナベコウは先日の近くにいて、この日もじっとしていた。

 

動かないナベコウに代わって周囲の情報収集を担当するのは今日もセキレイ。早速ナベコウに何事か告げ、飛んで行った。

見上げると頭上にセキレイの天敵、チョウゲンボウ。

 

ナベコウに危害を加える相手はいないとは言うものの、頼りになる情報源がいなくては何かと不便。ナベコウは飛び出していって高い電信塔の頂上に留まった。確かに周りからは丸見えだが、展望は効く。こんな行動はツルには見られないことで、如何にもコウノトり科の鳥らしい。

撮影場所  長崎県・諫早干拓地(11月)  撮影  S・植木