ソリハシシギの見た世界--オオソリハシシギ、コシジロオオソリハシシギ | 東国山人の鳥日記

東国山人の鳥日記

山人とは世捨て人のこと。世捨て老夫婦が集めた鳥たちの行動記録で、週2回程度更新します。基本スタンスは
(1)日常の中から一瞬の非日常を見つけ、シャッターを押す。
(2)ある時は科学的に、またある時は非科学的に、それでいて尤もらしく、即ちファンタジー風に。

離れて見ていると、オオソリハシシギが不思議な動きをしている。

(左下--ソリハシシギ  右上--オオソリハシシギ)

 

もう少し近くで見てみよう。子蟹を水場まで連れて来て泥まみれの体を洗ってやる?食べる積りはなさそうだ。この時期は子蟹も加わって食べ物には事欠かない。その余裕だろう、ウルトラハイテクの塊、鳥類の中でも無着陸飛行11千キロを誇るオオソリハシ、力があって気は優しい、と見た。

 

同じ干潟にどこからともなく2羽のオオソリハシシギ。その後から大勢のカメラマンがゾロゾロやって来る。1羽はもしかして話題のコシジロオオソリハシ?

この白さは突然変異ではない。歴とした別種、コシジロオオソリハシだ。熱心なファンに追い駆けられ、着地したかと思うとすぐ飛び立って次の干潟へ。折角のカニを食べる暇もない。人気者とあれば致し方ないか。

 

所詮オイラとは無縁の別世界の話だ。

撮影場所  千葉県・三番瀬(9月)  撮影  S・植木