カワガラス--一夫二妻型? | 東国山人の鳥日記

東国山人の鳥日記

山人とは世捨て人のこと。世捨て老夫婦が集めた鳥たちの行動記録で、週2回程度更新します。基本スタンスは
(1)日常の中から一瞬の非日常を見つけ、シャッターを押す。
(2)ある時は科学的に、またある時は非科学的に、それでいて尤もらしく、即ちファンタジー風に。

ここには孵って間もない雛がいて、親鳥は雛の食欲に応えようと水生昆虫の幼虫を口一杯に咥えている。

 

巣は滝の落水の裏側にあり、2羽の親鳥は2030分毎に交替で餌を持って巣にやって来る。

一方の親が戻って来ると、入れ替わりにもう一方が餌獲りに出て行く。

あれ、滝の上に第3のカワガラス。直ぐ近くにもう1つ巣があるようだ。カワガラスの雄は広い縄張を構えるらしいから、近くに2組のカップルがいるとは考えずらい。一夫二妻、そう考えれば納得がいく。そのカワガラスは時々滝の方を覗き込む。久しく旦那の訪れが無い、どうしたことか、とやって来たと言うことか。若い側妻が正妻の屋敷の様子を窺いにこっそりやって来る、子供の頃よく目にした光景だ。

                 撮影場所  神奈川県・日向渓谷(4月)   撮影  S・植木