岩走る 垂水の上の さわらびの 萌え出づる春に なりにけるかも(志貴皇子 万葉集8巻)
本格的な春の到来を待ちかね、木々は花芽を膨らます。アカウソにとって今が丁度食べごろ。
雄を求め狂ったように鳴くルリビタキ雌。この時期特有の種の保存への已むに已まれぬ衝動か。まさか連れの雄が、事故か心変わりか音信を断って、それで嘆き悲しんでいるわけではあるまい。
未だ独り者のカケスは密かにナンパに出動の機会を窺う。
雪解けの小さな水溜まりでは小鳥たちが仲良く水浴び。
撮影場所 神奈川県・早戸川林道(2022年2) 撮影 S・植木
呑気な夫は例によって三脚だけを担いで歩く。妻は根雪がアイスバーン状態の林道を、足を滑らせながら撮影機材を積んだカートを引っ張る。
春はそこまで来ていると言うけれど、私の春は何処に!(妻)












