さて、このシステムにTrinnovをかけてみた。

 

エネルギーバランスとしての安定感は増しましたね。

但し、ここは絶対的なクオリティの話になりますが、固い低域が「ゴン」と出てくるような迫力はありません。

低域方向は少し軟調です。

そういうものが欲しければME1TXに相応のアンプを宛がう必要があります。

 

問題なのは音楽を聴くのに、どこまでのレンジと解像度が必要なのかという事です。

しかし、Beforeのグラフの低域方向ですが50Hz周辺の盛り上がりが無いですね。以前の記事では必ずありました。

今回はニアフィールドモニターという事で、製品の仕様に従った試聴距離(0.7~2m)ということで、1.6mの正三角形を構築するセッティングとし、以前の記事にあるように、現在のリスニングポイントから1m程度前に進むと100Hz周辺に大きなディップが出てしまうため、これを防ぐために、リスニングポイントを固定し、スピーカーを前に引き出すセッティングとしました。

既存のセッティングをばらしたので、ME1TXにも新しいセッティングを考えることにします。