スピーカーをE-1TXからME1TXに切り替えて1か月が経過したので、簡単なまとめをする。
「よく躾けられた姿勢の良いスピーカー。」
この感覚は導入直後から変わらない。TADなりの中庸なのでしょう。
少しモノトーンだが、細かい音が良く出る。オーディオ的に映えるような部分もあるが、ピーク感は持たせずにうまくコントロールしている。
さらっと淡々とした感じ。これはニュートラルではないという人もいるでしょう。
低域は意外に伸びている。だいぶ頑張った印象。エンクロージャーのサイズ以上だ。その代わり低能率を受け入れる必要がある。
結構下が伸びているので、アンプの話だけではなく、ルームチューニングの視点も必要かも。
少し固い低域で、膨らむことはないので安心できる。導入直後は重く、中高域と無関係に鳴ることもあるが、これはエージングで安定する。
中高域は落ち着いた感じで、さらっとしてモノトーン気味のトーン。細かい音が出るが解像感は安定しており、音楽ジャンルにより変動することはないでしょう。エージングで急に変わることはなく、導入直後からこなれている印象。
側面壁との関係は意外と影響を受けやすい感じで、やはりサイドポートが影響しているようにも見える。低域方向が問題になるというよりも、音場の幅方向の再現の影響が受けやすいと思う。