今回のセッティングの試行錯誤でケーブル長はやっぱり短いほうが良いというのが分かった。

そうなるとパワーアンプだけでもセンターラックにしようとすると、トリノフからのケーブル長がさすがに1mでは無理。

1mのTADのケーブルは買ってしまったし、これをまた2mのものを買うのもちょっと。

しかし、頭は使いようで、前後をひっくり返して、パワーアンプのリアパネルをフロントに出せば、ラックの前にトリノフを設置しても、ケーブル長は1mで足りるはずだ。

折角の三連休なので、こういう時でないとこんな手間なことはやっていられないので、試してみることにする。

こんな感じだ。鳴らしてみると音が散った感じがあり、逆相かと思い、再確認した。

しばらく鳴らしていると落ち着いてきたので、ウォームアップ不足のようだ。ただ、湿度が高すぎて除湿をかけてもなんか音が鈍っている。

そういえば、C214を投入していなかった。投入するといつものバランスに戻った。定在波恐るべし。空間が前後に広がり、逆相感が消えた。

と思ったが、普段感じない逆相感がまだ残っている。

考える。接続は間違っていない。トリノフを再度かけてみる。

変化なし。やりたくなかったが、センターラックを解体して元に戻してみる。

コンポーネントとしてはそれほど重量級の機材ではないとはいえ、パワーアンプを動かすためには手前のプリも動かさないといけないし、手間である。

元の配置に戻すと、逆相感が消えた。E-1TXはバスレフポートが両側面だから、内側のポートの放射がセンターラックに反射していたくらいしか原因が無い。ラックとポートの高さが同じくらいの位置ですね。困りましたね。

やっぱりセンターラックか？（その4）