現状、パネルはスピーカーパネル、リスニングポイントの定在波パネルだけにして、後はトリノフ任せにしているが、録音によっては少し違和感を感じるものがあるので、それはいつもの弦楽四重奏だが、トリノフを切って、スピーカーセッティングの再調整を行った。

たかが弦楽四重奏だが、録音により定位が不自然になることが多いカテゴリーだ。

きちんと弧を描いて奥に定位する録音もあれば、バッフル面より少し前に飛び出した感じで、位置関係が不透明な録音も出たりする。

我が家の場合、他のカテゴリーの録音では細部はともかくとしても、ある程度定型のパターンで定位をしてくれるのですが、弦楽四重奏だけは録音により出来、不出来の差が大きい傾向がある。

だから複数の弦楽四重奏のソフトで延々調整することになる。

スピーカーを4㎝程前に出し、内振り角度の見直しを行った。弦楽四重奏だと内振り角度が結構シビアな感じ。センターパネルを使っていた時もパネルの開度調整がシビアだった。

その後、トリノフで調整をして終了。

内振りといってもこれまでは、左右chの交点が、頭の中にかかる感じだったが、今回は顔すれすれのところになった。低域方向は安定しており、AVAAはもう少し様子見としてもよさそう。

ちょっと音がきついというか、音量が上がった感じもある。

6月度の調整（スピーカーセッティング）